初代『赤緑』で登場、今もバトルで常連のポケモンたち アップデート重ね、使用率トップクラスに?
初代シリーズ赤・緑から始まった『ポケットモンスター』の歴史は今や20年以上にも及びます。現在は『スカーレット・バイオレット』(以下、SV)がシリーズ最新作となり、世界中でプレイされています。今回は初代『ポケモン』に登場し、最新作でも活躍する息の長いポケモン紹介します。
「初代ポケモン」は最新作でも人気?
『ポケットモンスター(以下、ポケモン)』の醍醐味といえば、やはり全18タイプの相性を駆使して戦うポケモンバトルでしょう。今やオンライン環境さえ整えば、全国各地のプレイヤーとのバトルが可能であり、定期的に開催される公式の「ランクマッチ」で上位を目指すプレイヤーも少なくありません。
そこで今回は、今や1000種類以上となったポケモンのなかで、初代『ポケモン赤・緑』から登場し、最新作でも主力として活躍しているポケモンを3匹紹介します。
最初に紹介するのは「ケンタロス」です。初代のケンタロスはサファリパークにしか生息しない珍しいポケモンであり、高い攻撃力と素早さが特徴的でした。しかしノーマルタイプである点と、進化しない点から、少し面白みに欠けたポケモンでもありました。
しかしケンタロスが、『ポケモンSV』で大きく姿を変えます。パルデア地方が舞台となった同作に登場するケンタロスには、タイプが追加されました。タイトルごとに異なっており、スカーレットでは「かくとう・ほのお」、バイオレットでは「かくとう・みず」タイプの個体が出現します。
さまざまなタイプに対して弱点をつくことが可能なため、使い勝手が良くなり、ケンタロスの使用率を大幅に引き上げました。
続いて取り上げたいのが、みずタイプポケモンの「パルシェン」です。パルシェンは防御力の高いポケモンとして知られますが、シリーズを重ねるごとに、どんどんアップデートされています。強力な特性や技の追加が行われ、さらにバトルにおいて重要な一手となり得る「先制技」も習得可能になりました。不安要素であった攻撃面が強化され、今やランクマッチ常連のポケモンにまで成長しました。