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思ってたのと違った! 『星合の空』予想を裏切る展開が、オリジナルアニメの醍醐味

2019年の秋アニメ『星合の空』が、「予想と違った」と話題になっています。廃部寸前の男子中学ソフトテニス部が舞台の、少年たちの爽やかなスポーツアニメ……と思いきや、視聴者の予想を裏切る「鬱展開」が。美しすぎる作画も注目されています。

少年たちの爽やかなスポーツアニメ……ではなかった!?

『星合の空』キービジュアル (C)赤根和樹・エイトビット/星合の空製作委員会
『星合の空』キービジュアル (C)赤根和樹・エイトビット/星合の空製作委員会

『天空のエスカフローネ』『ノエイン もうひとりの君へ』などで知られる赤根和樹氏が監督・原作・脚本を担当するオリジナルTVアニメ『星合の空』が、2019年10月10日(木)より放送されています。

 物語の舞台は、廃部寸前の男子中学ソフトテニス部。女子ソフトテニス部が強豪であるにも関わらず、男子は公式試合に一度も勝ったことがない弱小チームです。キャプテンの新城柊真(しんじょう・とうま/CV:畠中祐)は、部活の存続をかけ、転校生の桂木眞己(かつらぎ・まき/CV:花江夏樹)を部員に勧誘します。

 ビジュアルだけを見ると、ソフトテニスにかける少年たちを描いたスポーツアニメかと思ってしまいますが、1話の放送で、視聴者は予想を裏切られます。眞己は柊真の熱意によってソフトテニス部に加入することになるものの、その動機は「お金」。部活に必要な道具は全て柊真が用意し、試合に勝てば現金を支払う、というのが眞己の承諾した条件でした。

 そして1話の終盤では、胸をえぐられるような「鬱展開」が待ち受けていたのです。

 2話、3話とストーリーが進むうち、登場キャラクターたちの「闇」が明らかになっていきます。爽やかな絵柄と相反するような予想外のストーリー。視聴者の誰も先が読めないのは、オリジナルアニメの醍醐味と言えるでしょう。

 さらに、視聴者を騒然とさせたのは、作画の質の高さです。柊真が眞己にソフトテニスのフォームを指導するのですが、「アニメでここまでやるのか!」と圧倒されるほど、なめらかにフォームが描かれています。

 2話のエンディングで初登場した、キャラクターたちによるダンスシーンも話題になりました。ふくよかな女の子である、生徒会長の春日絹代(CV:坂本真綾)が体型をものともしないキレキレのダンスを披露。他のキャラクターたちも、それぞれの性格を表したダンスを見せました。

 ただ、このダンスはすでにネット上に公開されている複数の「踊ってみた」動画と酷似していることが、動画の投稿主や視聴者から指摘されました。『星合の空』公式Twitterは10月24日(木)、「現在、事実関係を確認しております」とコメント。動画の投稿主であるめろちんさんは「TBS制作様より振付を使用したと謝罪のご連絡をいただきました」とツイートしています。

 今後の放送でも、それぞれのキャラクターたちの背景が掘り下げられていくでしょう。圧倒的な作画での、ソフトテニスの試合シーンにも期待が集まっています。

(マグミクス編集部)

※アニメ『星合の空』は毎週木曜日25:58~TBS・SBS・BS-TBSで放送中。Amazonプライム・ビデオ、dアニメストア、FOD、GAYO!、Huluなどの配信サービスでも配信中です。

【画像】回が進むごとに動揺する『星合の空』主要キャラクターたち(7枚)

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