4作目以降には誰が? 実写『キングダム』未登場「強烈キャラ」のキャスト予想
『キングダム』は原作マンガはもちろん、アニメや実写映画も人気を集めています。4作目の公開も発表された実写映画について、これから登場が期待されるキャラクターのキャスト予想には、どのような方があげられているのでしょうか。
キャラ再現度が高くて「実写化不可能」は昔の話に?
原泰久先生による人気マンガ『キングダム』の実写映画は、1作目は2019年の邦画実写作品興行収入1位と大ヒットを記録し、2023年の『キングダム 運命の炎』まで3作連続で興行収入50億円突破と大人気シリーズとなりました。壮大なスケールから「実写化不可能」とまで言われていた作品でしたが、キャスト陣によるキャラクターの再現度や妥協のないアクションシーンは実写化に懐疑的だった原作ファンから納得の声も続出しています。
『キングダム 運命の炎』がとても続きが気になる終わり方をしたなか、早くも4作目の公開が発表されており、さらに人気は加速していくことでしょう。
そんな『キングダム』は、原作が2023年9月時点で69巻まで刊行されており、まだまだ実写映画に登場していないキャラクターも数多くいます。そのため、原作ファンの間では「あのキャラを演じるなら誰が良いのかな」「意外とこの人ならハマり役かも」と、キャスト予想もさらに白熱しているようです。
今回は、実写映画4作目以降の登場にも期待したいインパクト大のキャラクター数名と、キャスト予想の声を紹介します。
※この記事では『キングダム 運命の炎』以降の原作のストーリーに触れています。また、常用漢字外のキャラクターの名前の一部はカタカナ表記としております。
●桓騎(かんき)
かつては野盗の頭目として非道の限りを尽くし、将軍となった後も残忍な性格が見え隠れする桓騎は、相手の虚を衝く作中屈指の天才肌の頭脳派のキャラクターです。勝利のためには方法を選ばない野心家であり、カリスマ性の持ち主でもある桓騎はならず者の多い部下たちからも非常に慕われています。
そして桓騎の名ゼリフといえば、少数兵で大軍の敵陣営に乗り込む際などに、不安を隠せない部下に対する「心配すんな 全部上手くいく」という一言でしょう。ピンチの状況でも動揺することなく、余裕すらも見せる桓騎を演じるキャストには、大人の魅力も欠かせません。
そんな桓騎を演じてほしいキャストとしては、特に北村一輝さんの名前が多くあげられています。北村さんは実写版「テルマエ・ロマエ」シリーズのケイオニウスのように濃い顔を活かした特徴的な役を演じたことも多く、特にビジュアル面ではファンから「他にできる人がいない」と断言されるほどです。冷徹でありながら、余裕たっぷりに戦へと挑む桓騎を見事に演じてくれるでしょう。
●王翦(おうせん)
桓騎と同じく、秦が魏国の山陽をとるための戦いを描いた「山陽攻略編」から登場した王翦は、敗北を経験したことのないキャラクターです。そして恐ろしい形相をあしらった鎧とアイマスクのような兜を身につけており、作中で素顔を晒したことがありません。
兜で顔はほぼ見えませんが、それでも隠しきれない目力やオーラを持っている点から、阿部寛さんをイメージする声がSNSを中心に集まっています。たしかに阿部さんは王翦と同じく体格も良く、兜に負けない目力があるため、王翦を演じられるかもしれません。
同じく王翦を演じてほしいキャストとしてあげられているのが、ハリウッドでも活躍する真田広之さんです。何を考えているのかわからないミステリアスな雰囲気は、数々のハリウッド映画でもクールな役を演じている真田さんにぴったりと言えます。