幸運(?)にも新ボンビーに遭遇! 『桃鉄ワールド』試遊レポ【TGS2023】
2023年9月21日から9月24日まで開催中の「東京ゲームショウ2023」にて、コナミデジタルエンタテインメントが『桃太郎電鉄』最新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』(以下『桃鉄ワールド』)の試遊コーナーを設置していたので、ひと足早く楽しんできました!
今作はここが新しい!
『桃鉄』シリーズといえば各都市の物件を購入し、資産を増やしながら既定の期間を過ごすというスゴロク系パーティゲームです。期間が長いほどさまざまなイベントが発生し、資産もどんどんと増え……いえドン底まで減ることもあるのですが、とにかく今回の試遊は10分ほど、3年決戦の最後の半年がプレイ可能なので平和に終わってしまうことが予想されます。
注目の新ボンビー(プレイヤーに張り付いてはイタズラをする厄介な貧乏神)もはたして出逢えるかどうか……。いえ、本来のプレイでは出逢いたくないキャラクターではありますが、この試遊で出逢えれば間違いなくラッキーでしょう。
今回の『桃鉄』は従来の日本列島から飛び出して世界を回る、まさに「ワールド」なタイトルです。そのため手持ちのカードも従来の「刀狩りカード」に加え、「双発プロペラカード」「ジェットカード」「熱気球カード」「秘境探検カード」「地球の裏側カード」と、新たなカードを5枚所持した状態でスタートとなります。
これまで「急行カード」「新幹線カード」だったものは、乗り物が飛行機になったことで「双発プロペラカード」「ジェットカード」に。「周遊カード」がなくなった代わりに「双発プロペラカード」「ジェットカード」に燃料アイコンが表示され、3回使うことができるようになりました。
さらに相手プレイヤーを吹き飛ばすカードも「秘境探検カード」「地球の裏側カード」になりました。「秘境探検カード」はルーレットを回して移動先を決定するのですが、「地球の裏側カード」はそのものズバリ、問答無用で地球の裏側まで吹き飛ばします。
広大な海を越え、大陸を超えて吹き飛ばされるその様はまさに鬼畜の所業。シチュエーションがワールドワイドだけに、「えげつなさ」も世界級でした。
そんな中、筆者が球体立体マップをグルグルと回していて気づいたのは、なんと南極大陸にもルートが存在することです。どこまで移動できるかはわかりませんが、海外旅行でも行かないような場所こそフィクションの持ち味です。試遊では残念ながらゴールを目指すので精いっぱいだったため訪れることはできませんでしたが、社長のみなさんはぜひとも一度、足を踏み入れてほしいものです。
そうしている間に既定の6か月が終了。2位という結果になりましたが、本作にはヴァスコ・ダ・ガマやキャプテン・クックなどワールドワイドな偉人たちが登場しますし、世界各国の精霊たちも登場するとのこと。そちらは発売後のプレイで会いに行き、次こそは1位を取りたいと思います。