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【漫画】懐かず、なでられなかった愛犬 現在の距離感に「分かる!」「あざとい」

漫画家の道雪葵さん宅にやって来た、トイプードルの「クーさん」。最初の頃は懐かず、抱っこしたりなでたりすることができませんでした。しかし現在は、かわいすぎる距離感をとってくれます! 書籍化もされた『うちのトイプーがアイドルすぎる。』作者の道雪葵さんにお話を聞きました。

抱っこもなでることもできなかった愛犬が、今では?

家に来たばかりの時は、懐いてくれなかったクーさん(道雪葵さん提供)
家に来たばかりの時は、懐いてくれなかったクーさん(道雪葵さん提供)

 トイプードルの「クーさん」との暮らしを描いたマンガが、Twitterで公開されるたびに話題になっています。漫画家の道雪葵さん(@michiyukiaporo)による『うちのトイプーがアイドルすぎる。』は単行本も人気です。

 家に来たばかりの時は、抱っこすることもなでることもできなかったクーさん。道雪葵さんも犬が苦手でした。ところが、現在では……。

「アイドル」と呼びたくなるのも納得の、かわいいクーさん。作者の道雪葵さんに、作品についてお話を聞きました。

ーー道雪葵様がマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。 初めてマンガを描いたのはいつ頃でしたか?

 小学2年生頃から自由帳でマンガを描くようになりました。きっかけは母に絵がうまいと褒められたことです。

ーー元々犬嫌いだったそうですが、他に好きな動物はいましたか?

 全部苦手でした。動物園の触れ合い広場で、モルモットを膝に乗せられ絶望的な顔をしている幼少期の写真があります。いまだに犬以外の動物は触れ合い方が分からないので、少し苦手です。

チャーミングなクーさんに、読者はメロメロ!(道雪葵さん提供)
チャーミングなクーさんに、読者はメロメロ!(道雪葵さん提供)

ーークーさんの健気さやいじらしさに胸がキュッとなります。作画している時はどんなお気持ちですか?

 マンガではキャラクターのように見た目をデフォルメしていますが、可愛い仕草などは忠実に再現しようと頑張っています。本犬をなでて癒やされつつ、マンガを描いている時の感情は冷静です。

ーー単行本も2巻まで発売され、たくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 愛犬家の方がよく読んでださっているようで、Twitterのリプライでマンガの感想だけでなく「見てください、うちの子もこんなにかわいいです!」と飼っている犬の写真や動画を添えてくれる方がいてうれしくなります。意外と「普段はマンガを読まない父や母が読んでいます」という方が多くて印象深いです。

ーー今後、Twitterで発表されるマンガについては、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 Twitterを始めるまでは、自分のマンガを読んでくれるのは出版社の編集さんしかいませんでした。編集さんに「個人の好みでない」「出版社の傾向と違う」と言われて没になった企画はたくさんあります。今は「自分の好きなもの」を詰め込んだマンガを気軽に人に見てもらえ、世間の反応を知ることができる良い時代だなと思っています。

 フォロワーが増えても私のアカウントは「自由帳」だと思っているので、クラスメイトに読んでもらっていた小学校時代のように自由気ままにマンガを描いていきたいです。

(マグミクス編集部)

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