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『北斗の拳』南斗六聖拳、最強の男は誰か? ユリアを除いた総当り戦で考察

「週刊少年ジャンプ」にて1983年から1988年まで連載された『北斗の拳』は、2023年で連載開始40周年を迎えました。魅力的な男たちが繰り広げる死闘が人気を集め、今もなお多くのファンに愛されています。そんな『北斗の拳』に登場した「南斗六聖拳」のなかで最強は誰なのかを考察します。

世紀末を闘う男たちの物語

2021年に東京・銀座で開催された「北斗の拳・南斗六聖展 ~銀座の聖帝十字陵~」ポスタービジュアル (C)武論尊・原哲夫/コアミックス 1983
2021年に東京・銀座で開催された「北斗の拳・南斗六聖展 ~銀座の聖帝十字陵~」ポスタービジュアル (C)武論尊・原哲夫/コアミックス 1983

 1983年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が開始された『北斗の拳』は、2023年で連載開始から40周年を迎えました。同作は主人公のケンシロウを始め、魅力的なキャラクターが多数登場し、さまざまな名勝負が描かれています。

 なかでも「南斗六聖拳」の人気が高く、ユリアを除くシン、レイ、ユダ、シュウ、サウザーという5人の男たちのなかで、誰が最強なのかはファンの間でも意見の分かれるところです。

 そこで 今回は「南斗六聖拳」のなかの5人の男たちが総当たりで戦ったと仮定し、どんな結果が予想できるかを考察してみました。

●5位:シュウ(0勝3敗1分)

「南斗白鷺拳」の伝承者のシュウは、南斗六聖拳では「仁星」の宿命を背負っています。幼い頃のケンシロウが南斗十人組手に挑んだ際、10人目の相手として対峙し、ケンシロウに勝利しています。

 このときケンシロウは、掟により処刑されるはずでしたが、シュウが自らの両眼を潰したことで助命されました。しかし、今回の条件ではやはり盲目というハンデは重く、残念ながら最下位と予想します。

×サウザー:ケンシロウをも苦しめたサウザーの猛攻を盲目では見切れず、原作通りの完敗。
×シン:序盤とはいえ、シンはケンシロウを倒した実力者。盲目のシュウでは厳しいか。
△レイ:レイの場合、盲目がハンデにならないよう正々堂々戦いそう。好勝負の末に引き分けも。
×ユダ:ユダの狡猾な罠にかかり、頼みの聴覚まで封じられて万事休すといった展開も。

●4位:ユダ(1勝3敗)

「南斗紅鶴拳」の伝承者ユダは、「妖星」の宿命を背負っています。核戦争後に拳王軍と手を組み、戦乱を引き起こすきっかけを作った男です。作中では南斗六聖拳のレイと実際に戦い、敗北を喫しています。

×サウザー:策略を駆使して戦いに挑むも、サウザーの体術に歯が立たず敗北。
×シン:頭脳と肉体を駆使した好勝負になると予想。最後はシンの執念と底力が勝る。
×レイ:罠を駆使して戦うも、原作通りレイの華麗な技に見とれて敗北。
〇シュウ:盲目で聴覚に頼るシュウの弱点をユダが容赦なく突いて無力化するはず。

●3位:レイ(1勝2敗1分)

「義星」の宿命を背負っている「南斗水鳥拳」の伝承者・レイは、妹のアイリを探している途中でケンシロウと出会います。ラオウとの対戦では完敗し、秘孔「新血愁」を突かれたことで余命3日になりました。その後、ユダを撃破しましたが、ケンシロウたちに見守られながら天へと旅立ちます。

×サウザー:「南斗水鳥拳」を繰り出して攻勢に出るも、「南斗最強」のサウザーには及ばず敗北。
×シン:ほぼ互角の体術で拮抗しそうだが、冷静さと勝利への執着心でシンに分がある。
〇ユダ:原作の通り、レイの「南斗水鳥拳」に見とれた隙を突いて撃破する。
△シュウ:盲目の相手に「義の男」レイは本気を出せず。決着つかずの引き分けとなりそう。

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