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全員キャラ大違い? 秋アニメで「大活躍」し過ぎな声優・種崎敦美さん出演作

新しいクールのアニメにおいて、出演数の多い方は幅広い役柄を演じられることも珍しくなく、「これも出てるの?」とアニメファンから驚きの声も見られます。そのひとり、人気声優の種崎敦美さんの出演作に注目しました。

美少女からマスコットキャラ、少年役まで?

『葬送のフリーレン』アニメ化決定ビジュアル (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
『葬送のフリーレン』アニメ化決定ビジュアル (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 種崎敦美さんは、近年次々と人気作に出演したことをきっかけに、多くのアニメファンから注目されている声優のひとりです。

 その理由のひとつは、幅広い役柄を見事に演じる演技力にあります。2020年にリメイク作が放送された『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のダイや、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のエンポリオといった少年役、『魔法使いの嫁』のチセ、青春ブタ野郎シリーズの双葉理央をはじめとする少女役など、演じるキャラの年齢や性別がさまざまで「こんな役もできるの?」とアニメファンから驚きの声もあがりました。

 さらに公開中の『映画 プリキュアオールスターズF』に登場する妖精・プーカは「プカ」としか喋らない難しい役でしたが、徐々に心の変化が起こっていく様子を見事に演じています。

 そんな種崎さんは、2023年の秋アニメでも多種多様なキャラクターを演じます。

●『葬送のフリーレン』:フリーレン

 2023年9月29日放送の「金曜ロードショー」で1話から4話までを放送し、X(旧Twitter)でもすぐにトレンド1位になる盛り上がりを見せた『葬送のフリーレン』で、種崎さんは主人公・フリーレンを演じています。

 フリーレンは勇者パーティーの一員として魔王を討伐した後、仲間の死や新たな出会いをきっかけに人間を知ろうと旅に出るエルフの魔法使いのキャラです。基本的にクールな性格ですが、生活能力の乏しさ故に弟子であるフェルンから指摘を受けたり、ミミックに食われかけたりと、澄ました一面が崩れる瞬間も少なくありません。

 SNSでは種崎さんの演技について、「クールなところと抜けてるところのギャップがめっちゃいい」「普段の淡白なトーンもすごく上手い」と好意的な意見が多く見られました。原作マンガでも、フリーレンは一見すると可憐な美少女ですが、圧倒的な魔法使いとしての実力をもって強大な魔族を次々と葬り去る描写もあります。そんなギャップを持つフリーレンを、種崎さんは魅力的に演じており、今後の放送にも期待が高まります。

●『薬屋のひとりごと』:玉葉妃

 2023年秋アニメで多くの人が期待している作品として名前をあげているアニメ『薬屋のひとりごと』で、種崎さんは主人公・猫猫(マオマオ)を信頼し、自身の侍女として招き入れる重要なキャラクター・玉葉(ギョクヨウ)を演じます。

 普段はおっとりしていて何事も「あらあら~」と穏やかに流す玉葉ですが、非常に用心深く隙のない人物です。帝から特に寵愛されているものの、鼻にかけずに猫猫にも優しく接してくれることから、猫猫とも信頼関係を構築しています。それはどんなことにも動じないはずだった玉葉が、とある事件から猫猫が行方不明となった時に珍しく不安を口にするシーンからも十分にうかがえるでしょう。

 後宮で巻き起こる謎解きに挑む猫猫を優しく見守る大人の余裕を見せる玉葉を、種崎さんがどのように演じるのか注目です。

【画像】見た目も性格も設定もバラバラすぎ!種崎敦美さんが秋アニメで演じるキャラ(4枚)

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