アニメ『蒼穹のファフナーTHE BEYOND』 絶望的展開も、劇場ではすすり泣きと拍手
アニメ『蒼穹のファフナー THE BEYOND』第4~6話の劇場先行上映が2019年11月8日に始まりました。絶望的な展開でファンの心を震わせてきた「ファフナー」シリーズ。上映後の場内は、拍手とすすり泣きに包まれました。
家族や仲間、故郷を愛す人びとの絶望的な戦い
2019年にシリーズ15周年を迎えるアニメ「蒼穹のファフナー」シリーズの最新作、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』第4~6話の劇場先行上映が2019年11月8日(金)より始まりました。同シリーズは2004年にTVアニメ第1期が放送開始。TVスペシャル、劇場版も制作され、2015年にTVシリーズ2期『蒼穹のファフナー EXODUS』が放送されました。
そして、シリーズ15周年を迎える2019年5月に『蒼穹のファフナー THE BEYOND』の第1~3話が公開されています。
舞台は、人類が未知の生命体「フェストゥム」との死闘を繰り広げている世界。フェストゥムに対抗するために開発された人型の兵器「ファフナー」に搭乗するのは、適性を持つ少年少女たちです。
物語の中心となるのは、日本の昭和の風景を想起させる「竜宮島」を故郷とする人びと。フェストゥムの攻撃で家族や仲間を失いながらも、「島に帰る」という思いで戦い続けます。
『蒼穹のファフナー THE BEYOND』第1話は、敵勢力に連れ去られようとしている、皆城総士(みなしろ・そうし/CV:喜安浩平)を救う戦いから物語が始まります。ファフナーのエースパイロットである真壁一騎(まかべ・かずき/CV:石井真)や遠見真矢(とおみ・まや/CV:松本まりか)たちの奮闘もむなしく、作戦は失敗。まだ幼い総士は敵の手に落ちてしまいます。
そして2話、3話では、敵のもとで育てられた総士の視点で物語が進んでいきます。