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膝を抱える沖縄に、熊本が歩み寄り…ハンコの漫画に「泣いた」「ありがとう」

2019年10月31日、沖縄県の首里城で大規模な火災が発生。シンボルとも言える貴重な建造物が焼失してしまい、気落ちする「沖縄」に寄り添ったのは「熊本」。はんこで描かれたマンガに、多くの人が涙しました。

はんこで描かれたマンガに、涙が出そうになる…

膝を抱える沖縄に、歩み寄る熊本(ビキさん提供)
膝を抱える沖縄に、歩み寄る熊本(ビキさん提供)

 2019年10月31日、沖縄県の首里城で大規模な火災が発生。沖縄のシンボルとも言える、貴重な建造物が焼失してしまったことに、多くの人が心を痛めました。

 Twitterで「ハンコ都道府県」と題して、はんこを使ったマンガを公開しているビキさん(@biki203)の作品が大きな話題になっています。11月2日に公開された作品、『そしたらまた立ち上がれるから』に登場するはんこは、「沖縄」と「熊本」。見た人からは「泣いてしまった」「ありがとう」などの声があがりました。

 作者のビキさんに、作品についてお話を聞きました。

ーー都道府県名のはんこでマンガを作ろうと思ったきっかけを教えて下さい。

 ある日、はんこを紙に押した時、ふざけて体を描いてみたら妙に味のあるキャラクターになりました。その時いろいろな擬人化がはやっていて私も好きだったので、100均で都道府県と同じ苗字を買って擬人化のマンガを描いてみたのが始まりです。

ーー首里城の火災を受けて作られた作品だと思いますが、「熊本が寄り添う」というアイデアに至った経緯などはありますか?

 故郷のシンボルであり、心のよりどころであった城が傷つくのは本当につらいことです。2016年に被災した熊本城は再建が進み、県民の皆さんにも元気が戻っているとニュースやSNSで知りました。今、沖縄が抱える喪失感を一番理解し、寄り添えるのは熊本だと考え登場させました。

ハンコなのに、表情が見えるよう(ビキさん提供)
ハンコなのに、表情が見えるよう(ビキさん提供)

ーー作品に使うはんこの選び方に工夫などされていますか?

 はんこはほとんどが100均で買い集めたもので、一部消しゴムはんこ、どうしても見つからない県はネットで注文しました。はんこ自体には表情がないので角度や色を変えたり、重ねて押して震える表現したりなどの工夫をしています。

ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 やはり、沖縄の方からの「寄り添ってくれてありがとう」「きっと再建させます!」との声がうれしかったです。また、熊本の方からの「一緒に頑張ろう!」や全国からの「沖縄も熊本も応援しています」との声が印象に残りました。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 普段は仕事もあるので自分で調べたり、ニュースで見たりしたものから話を考えていますが、いつか実際の地域を訪れてその土地の素敵なものをはんこたちで紹介したりマンガにできたりしたらいいなと思います。

(マグミクス編集部)

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