第一印象は「本当に強いの?」 誰が食べても無双化できそうな「悪魔の実」に意見集まる
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する「悪魔の実」の能力で、最強になれるのはどの実なのでしょうか?本記事ではファンから「チート」といわれている「悪魔の実」を振り返ります。
誰が食べてもチート化?
「週刊少年ジャンプ」で連載中の『ONE PIECE(ワンピース)』には、バラエティ豊かな「悪魔の実」の能力が登場します。その能力は多岐にわたり、能力者自身のポテンシャルの高さや研鑽を積む必要性が求められるものでもあります。しかし、なかには「誰が食べても最強」といわれる能力も見受けられました。能力者を選ばない、という声も挙がる、チート能力を持った「悪魔の実」をみてみましょう。
●ホビホビの実
「触ったものを強制的にオモチャに変えられる」というシュガーが保有している能力です。オモチャにされた人は能力者と「契約」を交わさなくてはならず、契約を交わした人は能力者からの命令に逆らえなくなってしまいます。また、オモチャにされた人間は、世界中の人びとの記憶から存在が消えてしまうという恐ろしい能力でした。
SNS上では、ファンからの「オモチャにされた人間がみんなの記憶から消えてしまうなら、歴史の改変もできるのでは?」「何回読んでも『ホビホビの実』は最強すぎる」という声が挙がっており、インパクトある「ホビホビの実」の能力は多くのファンに衝撃を与えたようです。
そんな「ホビホビの実」の唯一の弱点は、能力者を失神させることでした。原作742話では、能力を解除させるためにシュガーに攻撃を仕掛けたウソップが、シュガーの護衛役を担うトレーボルに痛めつけられ、瀕死におちいってしまいます。
しかしシュガーを気絶させるために作った激辛グレープを瀕死のウソップが食べたことですさまじい表情が生まれ、奇跡的にシュガーを失神させることに成功しました。
今回は偶然が重なり解除されましたが、もしもウソップが激辛グレープ以外の「何か」を仕込んでいたら事態は収束するどころか、より悪い方向へ向かってしまったかもしれません。奇跡が重ならなければどうすることもできない「ホビホビの実」の能力は、能力者がシュガーでなかったとしてもチート級と呼ばれる「悪魔の実」になったことでしょう。
●ゴロゴロの実
空島「スカイピア」を支配して国民を恐怖におとしれていたエネルは、自然(ロギア)系の「悪魔の実」である「ゴロゴロの実」の能力者でした。
「ゴロゴロの実」は、その名の通り雷を自在に操り、最大2億ボルトもの強い電力を放電する力を持ちます。エネルは雷の効かない「ゴム人間」であるルフィに敗北したものの、ルフィがいなければ最強といえるほどに強い能力であることは間違いないでしょう。
エネルはルフィに敗北後、方舟マクシムに乗って月へと移住したことが、短期集中連載第9弾『エネルのスペース大作戦』で明らかにされています。
このようなエネルの状況から、SNS上では「自然系の『悪魔の実』のなかでも最強の一角である『ゴロゴロの実』を食べたエネルが月にいてくれるだけで、青海(『ONE PIECE』世界で空島の住人が使う、「地上の世界」を表す言葉)の平和は保証されている」というファンからの声が挙がっていました。