「ドラクエ」シリーズあるある3選 「じゅもんつかうな」デフォなのはアイツのせいだ!
「ルーラで天井に頭突き」「デフォの指示が『じゅもんつかうな』」等々、「ドラクエ」のナンバリングシリーズには、タイトルを問わず「あるある」と共感できるネタが転がっています。ピックアップして見ていきましょう。
わかっていても一度は頭をぶつけて確認する…よね?
第1作目の発売からもうすぐ40年になる、「ドラクエ」こと「ドラゴンクエスト」シリーズは、ナンバリングタイトルだけでも11作を数え、そして最新作『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』の制作もアナウンスされています。
もちろんタイトルごとに内容は異なるわけですが、操作感や「お約束」など共通する要素も多く、そうなると実際にプレイしたタイトルを問わず、「あるある」と思える話題も多いことでしょう。一度でも「ドラクエ」の世界を旅した人ならきっと共感してしまうであろうネタを挙げてみました。
●デフォルトで「じゅもんつかうな」を選択してしまう
「ドラクエ」では戦闘における仲間の行動パターンを「さくせん」で選択することができます。いわゆる「AI戦闘」と呼ばれるもので、ファミリーコンピュータ(以下FC)版『IV』にて初めて採用され、『III』にも2009年より配信された携帯電話版から搭載されました。
その「さくせん」のメニューのひとつが、「じゅもんつかうな」です。そのとおり戦闘において「じゅもん」を使わなくなり、MPを節約しながら旅をすることができます。
基本的に「じゅもんつかうな」を選択していたというプレイヤーは多いようで、「私も『じゅもんつかうな』がメインの節約戦闘だったと思う」「MPもったいないから『じゅもんつかうな』にして回復できなくて全滅した」などの声がネット上で見られました。
なかには、「クリフトがザラキばっかり唱えるから『じゅもんつかうな』がすっかりデフォルトになってしまった」という人もきっといる……というかめっちゃいますよね、きっと。
●うっかり建物内でルーラを使い頭をぶつけてしまう
「ドラクエ」には「ルーラ」という「じゅもん」が存在します。FC版の1作目『ドラゴンクエスト』ではスタート地点であるラダトーム城へ帰還、FC版『II』では最後に「ふっかつのじゅもん」を聞いた場所へ帰還、そしてFC版『III』からは訪れたことのある街や村などに飛んでいける(例外あり)、というふうに変遷しました。
建物やダンジョンの中でルーラを使用すると、天井に頭をぶつける演出の後、「○○○は てんじょうに あたまをぶつけた!」というメッセージが表示されます。この仕様はFC版『IV』から登場したものですが、ネット上では「マジでいらない、なんでこんな無駄なシステムついかしたんだろう」など改善を求める声や、「建物内でルーラを使って思いっきり頭ぶつけてイテテッ…て感じで戻ってくるの好き」という声も見られ、たくさんのプレイヤーがうっかり建物内でルーラを使用した経験があることがうかがえます。
なおPS4版『XI』ではこの仕様は適用されておらず、洞窟内でも頭をぶつけることなくルーラが使用できるため、相対的に「リレミト」の価値が下がった、という見方があるようです。
●井戸を見れば必ず降りて「ちいさなメダル」を探してしまう
ドラクエファンにはおなじみの「ちいさなメダル」は、FC版『IV』から登場したアイテムです。のちに、スーパーファミコン版『III』にも導入されました。
「ちいさなメダル」は世界のどこかに住んでいるメダル収集者に渡すと、その枚数に応じて貴重なアイテムなどをもらえる、というものです。世界のいたるところで発見され、簡単に見つけられるものから難しいものまで実に様々です。「貴重なアイテムなどをもらえる」と上述しましたが、これが実に実に貴重なアイテムであったり、本当に本当に強力な装備であったりするため、血眼になって探したプレイヤーも多いのではないでしょうか。
ネット上では「井戸の底には何もないか、ちいさなメダルがある」「井戸調べるとちいさなメダルがあるから油断できない」「ちいさなメダルを探しに井戸探索してた」などといった書き込みが見られ、やはりみんな井戸をくまなく調べている/いたようです。