森口博子に「紅白出場してほしかった!」の声 「ガンダム姉さん」と愛される
2019年大晦日の「第70回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表されました。ファンの間で、「出場してほしかった!」という声があがっているのが、歌手の森口博子さんです。2019年にはガンダム40周年記念として、人気曲のカバー&セルフカバーアルバムもリリースしています。
「ガンダムの女神」「ガンダム姉さん」と愛される歌手・森口博子
2019年12月31日(火)に放送される「第70回NHK紅白歌合戦(以下、紅白)」の出場歌手が、11月14日(木)に発表されました。初出場の歌手として、『ソードアート・オンライン』『鬼滅の刃』などTVアニメの主題歌を多数担当したLiSAさんが選ばれたことが、アニメファンの間で大きな話題になっています。
その一方で、「なぜ選ばれなかったのだろう」「紅白で歌を聴きたかった!」という声が多数あがっているのが、歌手の森口博子さんです。森口博子さんは、1985年放送のTVアニメ『機動戦士Zガンダム』の主題歌『水の星へ愛をこめて』で歌手デビュー。1991年の劇場アニメ『機動戦士ガンダムF91』ではテーマ曲『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』を歌唱し、この年の紅白に初出場を果たしています。
他にもPlayStation2用ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』、アニメ映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』の主題歌を歌うなど、「ガンダム」シリーズと森口博子さんのつながりは強く、ファンの間では「ガンダムの女神」「ガンダム姉さん」「ガンダムの歌姫」などと呼ばれ、親しまれています。
2018年にNHK BSプレミアムで放送された「全ガンダム大投票」の「ガンダムソングス・ランキング」において、森口博子さんの『水の星へ愛をこめて』が1位、『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』が3位を獲得。
初代『機動戦士ガンダム』放送から40周年のアニバーサリーイヤーである2019年に、森口博子さんが「全ガンダム大投票」の上位10曲をカバー&セルフカバーしたアルバム『GUNDAM SONG COVERS』がリリースされました。
また、もうひとりの「ガンダムの歌姫」であり、『機動戦士Zガンダム』の前期オープニング曲『Ζ・刻をこえて』を歌った鮎川麻弥さんとのデュエット曲『追憶シンフォニア/果てないあの宇宙へ』もリリース。2019年はニュースやSNS上で森口博子さんの名前を目にする機会が多かっただけに、紅白出場を期待していたファンが多いのもうなずけます。
2020年は『機動戦士Zガンダム』放送から35周年で、森口博子さんにとっても記念の年となります。「来年こそは……」と多くのファンが森口博子さんの紅白出場を期待しています。
●森口博子 with 寺井尚子「水の星へ愛をこめて」( 森口博子「GUNDAM SONG COVERS」収録 )
(マグミクス編集部)
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