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まさかの最終回 TVアニメ『キャプテン翼』40年前放送の第1作 その締めくくりは…?

もはや説明不要であろうマンガ『キャプテン翼』は、これまで繰り返しTVアニメ化され、第1作は全128話が制作されています。その2年半の放送の締めくくりとなる最終回の内容は、2023年現在ではなかなか考えられないものでした。

覚えてる? 40年前のTVアニメ第1作「最終回」

サッカーの申し子、大空翼の活躍を描いたTVアニメ第1作「『キャプテン翼』DVD-BOX(生産限定特別価格版)」 (C)高橋陽一/集英社・エノキフイルム・テレビ東京
サッカーの申し子、大空翼の活躍を描いたTVアニメ第1作「『キャプテン翼』DVD-BOX(生産限定特別価格版)」 (C)高橋陽一/集英社・エノキフイルム・テレビ東京

 2023年の秋アニメは豊作で、界隈が盛り上がっています。そのなかの1作『キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編』は、2018年から2019年にかけ放送された「同シーズン1」の続きで、原作の「ジュニアユース編」をTVアニメシリーズとして初めて描くものです。

 高橋陽一先生によるマンガ『キャプテン翼』は、上述の最新作を含めこれまで4度、TVアニメ化されており、つまり小中学生編である「シーズン1」はリメイクになります。そのTVアニメの原点である第1作『キャプテン翼』は、40年前の1983年10月13日から放送が開始されました。

 当時、サッカーの日本代表が「ワールドカップ」に出場するのは、まだまだ夢の時代です。TVアニメ『キャプテン翼』第1作は、その「ワールドカップ」に日本代表として出場する目標を掲げる小学生の主人公、大空翼が、南葛市に引っ越してくる場面から始まります。そして「GSGK(あるいはSGGK)」こと天才ゴールキーパーの若林源三との出会いや、強豪である明和FCのストライカー、日向小次郎はじめライバルとの試合などを通じて成長していく姿が描かれました。

 翼の天才的なプレイや、「ツインシュート」などインパクトのあるスーパープレイに夢中になったファンは少なくないでしょう。世界中にもファンが多く存在し、多くの著名サッカー選手がその道を志すきっかけにもなったといいます。

 ところで、そのTVアニメ『キャプテン翼』第1作の最終回はどのような内容だったか、覚えているでしょうか。

 制作局であったテレビ東京では、1986年3月27日に最終回の放送を迎えました。その内容は、意外にも総集編のようなものです。第128話「はばたけ!輝ける戦士たち」とのタイトルで、第57話から始まった中学生編の、翼とライバルたちによる名シーンが集められており、日向の眼前で翼がドライブシュートを放つシーンや、翼たち南葛中と戦ったふらの中学校サッカー部キャプテン、松山光が放つロングシュート(このときはまだ「イーグルショット」とは呼称されていませんでした)など、手に汗握るシーンが満載です。

 さかのぼって観てみると、ストーリーとしては第125話「栄光そして新なる旅立ち」が実質の最終回といえるでしょう。この回では、翼率いる南葛中学校と、日向率いる東邦学園中等部による決勝戦の決着が描かれています。そして第126話「最高の友 俺と若林源三」、第127話「永遠のパートナー 俺と岬太郎」と、翼に影響を与えた主要キャラクターの特集が組まれて、最終回を迎えます。2年半にわたり放送された連続アニメの最後の3話は、過去の回想シーンで締めくくられたのでした。2023年現在ではあまり見られないパターンですね。

 一方、1981年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった原作マンガは、それから40年以上経った2023年10月現在も掲載誌を変えつつ継続中で、最新作『キャプテン翼 ライジングサン THE FINAL』にて、翼たちはオリンピックの頂点を目指し戦い続けています。

(LUIS FIELD)

【画像】当時の小学生男子はだいたいみんな挑戦した岬くんとの「ツインシュート」(4枚)

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