【漫画】愛猫のお気に入りは「飼い主タクシー」 コースの終着点に「笑った」
飼い主の肩に乗って、観光タクシーのように自宅内のあちこちを見て回ることが好きな愛猫。「そろそろ降りてほしい」と感じた飼い主が、「ある場所」へ向かうと……。Instagramで公開されたマンガが、「楽しそう!」「コースの最後、笑いました!」と話題になっています。作者のくるねこ大和さんにお話を聞きました。
本当に「ダメー」って聞こえてくる!

自宅内を観光する愛猫について描いたマンガが、Instagramで3万1000以上のいいねを集めて話題となっています。
作者の夫の肩に乗ることが好きな愛猫の「胡ゆ」くん。観光タクシーのように、夫の肩に乗って自宅内をめぐることを要求します。しかし、そんな胡ゆくんにも苦手な場所があり……。読者からは、「楽しそう!」「最高のタクシー」「コースの締めに笑いました!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「くるねこ大和」でマンガを発表している、ブロガーのくるねこ大和さんです。くるねこ大和さんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
2006年からです。拾った猫の里親探しをしたことを機に、描き始めました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
わが家では見慣れた光景ですが、読者の方には「面白い!」「あるある!」と感じてもらえるのではないか、と思ったからです。
ーー胡ゆくんは、普段からよく旦那様の肩に乗ることを要求するのですか?
夫の昼休憩のあと、よく肩に乗っています。猫は日々のルーチンを守ることを好む生きものですが、胡ゆくんはその傾向が特に強いです。彼には先天的な運動障がいがあるので、自ら飛び乗ってはきませんが、夫の足元で「ベ~ベ~」と鳴きながら「肩に乗せろ」とよく要求しています。ちなみに私の肩は居心地が良くないのか、最近はあまり要求されません。
ーーなぜ、胡ゆくんはトイレとお風呂が怖いのでしょうか?
そういえば、まじめに考察したことがありませんでした。わが家は引き戸が多いのですが、トイレはドア、お風呂場は折れ戸、と扉の形状が違います。また、先ほどいった通り、彼には先天的な運動障がいがあるため、「命の危険がある」という観点から段差がある場所への単独での立ち入りを禁止にしています。
彼にとってはそれぞれが異世界の扉に見え、本能的に危険を感じているのかもしれません。
ーーほかの愛猫たちも、トイレとお風呂を怖がりますか?
怖がりません(笑)。長老猫の「胡ぼん」くんは、逆にお風呂が大好きなので、放っておくと自ら入っていってしまいます。ただ、濡れてしまうと乾かすのが大変だったり、単独で入ると危なかったりするなど、さまざまな理由から立ち入り禁止です。
ーー猫たちにも個性がありますね。ここ最近で、胡ゆくんを特に「かわいいなあ」と感じたエピソードはありますか?
食器洗いの研究に没頭していた姿が面白かったです。水の不定形さに興味があるらしく、先日は初めて水にかみついていました(笑)。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「楽しそう!」「見晴らしが良くて最高のタクシー」「コースの締めに笑いました!」などのコメントをいただきました。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
古典に取り組んでいきたいです。落語は幻冬舎さんで描かせてもらっているのですが、故事や昔話を分かりやすく表現できるように尽くしていきたいです!
(マグミクス編集部)