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「登場時とのギャップ」がたまらないヒロイン3選 クズと分かっても好きになる?

物語のカギを握る存在だったり、主人公を勇気づける存在だったりと、重要な役割を果たすこともあるマンガのヒロインたちのなかで、ひときわ「ギャップ萌え」要素があり、思わずキュンとしてしまうような魅力的なヒロインを紹介します。

「かわいい」と思った瞬間にハマってしまう?

TVアニメ『チェンソーマン』で描かれる、ヒロインの「パワー」 (C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
TVアニメ『チェンソーマン』で描かれる、ヒロインの「パワー」 (C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

 物語が進むにつれて魅力が増していくヒロインは数多く存在しますが、初期のイメージとはガラッと変わった魅力を発揮するようになり、見る者をキュンとさせてくれるヒロインもいます。今回は、そんな二面性が魅力的なマンガのヒロインを紹介します。

※この記事はまだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●『チェンソーマン』 パワー
『チェンソーマン』のヒロインとして登場する血の魔人・パワーは、凶悪な事件を起こす悪魔を討伐する組織・公安対魔特異課に所属するデビルハンターであり、バディとして主人公・デンジと行動をともにします。

 物語序盤はワガママなふるまいが目立ち、トイレは流さない・風呂には入らないという非常識さで、共同生活を送るデンジやデビルハンターの先輩である早川アキを困らせます。また、同じデビルハンターであるコベニの車を強奪した挙句、コベニの車だからと言ってコベニにひき逃げの濡れ衣を着せようとする身勝手ぶりも発揮します。その他にも、数々の虚言や非常識さに、読者からは「クズヒロイン」と呼ばれていました。

 そんなパワーは、地獄に住む最強の悪魔「闇の悪魔」との対峙により一変します。非常に臆病になり、デンジに一緒にお風呂に入るように頼んだり、彼に服の着替えをさせてもらったりなどと、ベッタリと甘えるようになります。デンジにすっかりなつくパワーの姿に「妹っぽくてかわいい」「破壊力がヤバい」などとの声がありました。

 また、見た目は美女なのに一人称が「ワシ」や「~じゃ」という老人のようなしゃべり口調であるところも、ファンの間ではかわいいと好評です。

●『五等分の花嫁』 中野二乃
『五等分の花嫁』に登場する中野二乃は、家庭教師のアルバイトをする主人公・上杉風太郎の教え子である五つ子の次女、美しい5人のヒロインのなかのひとりです。二乃はいわゆるツンデレで、物語序盤は家に出入りする上杉を邪魔者扱いし、睡眠薬を飲ませて追い出したり、「私はあんたを認めない」「早く帰れよ」などと言ったりするなど、上杉を排除することに一生懸命です。

 しかし上杉に恋愛感情を持つようになってからは「君」「アンタ」と呼んでいた上杉のことを「フー君」と呼んだり、上杉から名前を呼ばれただけで喜んだりなど、デレの部分が顕著になります。「ツンデレと言えばニ乃」「デレたときのギャップがかわいすぎる」など、ツンデレキャラとして視聴者の人気を集めています。

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