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放送直前『進撃の巨人』完結編(後編)主要キャラの胸熱エピソード振り返りで昂ぶれ!

10年にわたって放送されたアニメ『進撃の巨人』の最終回「The Final Season 完結編(後編)」放送を前に、これまでのエピソードを交えながら、活躍が楽しみなキャラクターを見ていきましょう。

始まりは皆同じ「巨人を駆逐すること」だった

TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season完結編(前編)キービジュアル (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season完結編(前編)キービジュアル (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

 2023年11月4日(土)深夜放送の『進撃の巨人』The Final Season完結編(後編)で、ついに同TVアニメシリーズに幕が下ろされます。かつての仲間たちと、「地鳴らし」を続けるエレンとの最終決戦が描かれる後編に、SNS上では「待ちきれない」という声が挙がる一方、10年に渡って放送されたアニメだけに「楽しみだけど終わってほしくない」と寂しがるファンの声も見られます。

 以下、アニメ『進撃の巨人』1期からこれまでの印象的なエピソードを振り返りながら、後編で活躍が楽しみなキャラを見ていきましょう。

●エレン・イェーガー

 本作の主人公であるエレン・イェーガーは、母の仇である巨人を「駆逐する」という目的のために戦う、真っすぐで正義感の強い兵士でした。無謀ともいえる勢いで巨人へ立ち向かう姿が印象な彼は、やがて巨人化能力に目覚め、その巨人の力を駆使して戦うこともできるようになりました。

 エレンの数ある戦闘シーンのなかでも特に印象的なものとして、アニメ2期第37話話において「始祖の巨人」の力が初めて発動したシーンを挙げる視聴者の声が、ネット上などで多く見られます。

 それは、マーレの戦士に拉致されたエレン奪還作戦の最中に、エレンが迫りくる巨人に対し素手で殴りかかったときのことでした。そのエレンに同調するかのように、ほかの巨人たちが、エレンの対峙する巨人へ一気に襲いかかったのです。そこから逃走を図ったエレンは、そのさなかに無自覚ながら、追手に「来るんじゃねぇ! てめぇらぶっ殺してやる!」と叫び、そしてその声に巨人たちが従い、エレンや仲間の兵士たちは無事に逃げきれたのでした。

 この始祖の巨人の力を使い、アニメ5期6話でエレンは「地鳴らし」を発動し、パラディ島以外の土地を巨人の行進で踏み潰すという凶行に及びます。彼の暴走とも思える行為に対し、仲間たちはどのように戦うのか。また「完結編(後編)」で明かされるであろうエレンの真意に注目です。

●ミカサ・アッカーマン

 エレンの幼なじみの少女であったミカサ・アッカーマンは、調査兵団の同期はのみならず、全体のなかでもずば抜けた戦闘力をもつ兵士になりました。巨人の討伐はもちろん、危機的状況から仲間を救うたくましい姿は、文字通り「戦うヒロイン」といえるでしょう。

 特にミカサのカッコいい戦闘シーンが観られるのは、アニメ1期第25話で高い戦闘技術を持つ「女型の巨人(アニ・レオンハート)」と戦う場面です。巨人化したエレンが苦戦しながらも女型の巨人を追い詰めたところ、壁を昇って逃げようとする女型の巨人の指をミカサが切り落として逃亡を阻止し、捕獲の成功につなげました。ミカサが壁から落ちる女型の巨人のおでこに乗り、見下ろしながら「アニ……落ちて」と、どこか複雑さものぞかせるような表情で言い放つ姿は印象的でした。

『The Final Season』でもミカサは高い戦闘力を見せます。仲間たちからは「死に急ぎ野郎」とも呼ばれるエレンに深い愛情を持ち、彼を守るために戦い続けてきました。その彼女は、どのような表情と覚悟で凶行を続ける彼に立ち向かうのか、注目したいところです。

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