【漫画】特殊能力を持つ生徒ばかりのクラス、担任は最強ロボ! 異色の高校生活が面白すぎる『KIMURA×CLASS』
あるエリート私立高校の「IG科」は、ひと握りの人間だけが持っている特殊技能を持つ生徒だけが集められたクラス。能力以外は問題だらけの生徒たちの担任は、最強のロボット・機村先生で……。「週刊少年マガジン」で連載中のマンガ『KIMURA×CLASS』が面白いと話題です。原作者の角石透さんと作画担当の土井那羽さんにお話を聞きました。
読むと元気になれる! バトル満載の学園コメディ

東京じゅうのエリートが集まる私立高校で、今年だけ実験的に新設された「IG科」は、ひと握りの人間だけが持っている特殊技能「インネイトギフト」を持つ生徒だけが集められたクラス。しかし能力以外は問題だらけの生徒たちで、普通の先生では手に負えないため、最強のロボットである機村先生が担任として赴任してきました。機村先生率いるIG科は、毎日が騒がしくて……。
原作:角石透さん( @h9r9h9r9 )、作画:土井那羽さん( @_Do_it_now_0 )によるマンガ『KIMURA×CLASS』が面白いと話題です。2023年6月18日(水)発売の「週刊少年マガジン」30号より連載が開始され、10月17日(火)に単行本第1巻が発売されました。日々生徒たちが巻き起こすトラブルを、生徒思いのロボ先生が特殊技能を発揮して明るくパワフルに解決していく、異色の学園アクションコメディです。
原作者の角石透さんと、作画担当の土井那羽さんに、お話を聞きました。
●原作者:角石透さんへインタビュー
ーー『KIMURA×CLASS』のお話はどのように生まれたのでしょうか?
ひたすらポジティブで、読んだあとに少しだけ前向きになってもらえるようなマンガを作りたいと思い、まず機村先生という明るくてみんなを導いてくれるキャラクターを作りました。そこからにぎやかな異能力クラスの担任がいろんな問題を解決していく物語が生まれていきました。
◯◯を倒す! みたいな明確な縦軸が存在しない、ギャグあり、バトルありのごちゃ混ぜマンガなので、難しいことは考えず楽しんでもらいたいです。
ーー1話ではさまざまな特殊能力を持った「IG科」のクラスメイトたちや、最強ロボの担任・機村先生が登場し、魅力的で個性あふれるキャラクターに圧倒されるとともに、ポジティブで明るい展開を予感できました。登場人物のキャラクターはどのように考えられたのでしょうか?
機村先生は、とにかくこの人がいたらどんな大変な状況でも解決してくれる、やることはハチャメチャでも生徒のためなら命をかけて守ってくれる、決して模範的ではないですが、頼りになる大人を考えた結果、生まれました。
輪(めぐる)をはじめとする生徒たちは、皆すごい力を持っていますが、完璧な超人というわけではありません。悩みを抱えていたり、変なこだわりがあったりと、能力を抜きにすればどこにでもいる高校生です。そんな彼らと友達になりたいなと思ってもらえるよう、親近感の湧くキャラ作りを目指しました。
ーー2話以降の展開が楽しみです。今後のストーリー展開について、お話できる範囲で教えて下さい。
いろんな問題を解決していくうちに、機村先生を壊そうとしてくる強敵も現れます。輪と機村先生ががそれらにどう立ち向かい、成長していくかを見守ってください。
この物語は最後まで、主人公の輪視点で見る機村先生の物語になっています。輪はとても大きな決断をすることになりますが……見届けてもらえるとうれしいです。

●作画担当:土井那羽さんへインタビュー
ーー『KIMURA×CLASS』のお話の設定を聞いたときの感想を教えて下さい。
自分の描いたことのないマンガだと思いました。
ーーバトルシーンなどのパワフルな場面が多い作品ですが、迫力ある作画に引き込まれ、お話の世界観に没入できました。作画するにあたって力を入れていること、心がけていることなどがあれば教えて下さい。
ペンのタッチは自分好みのタッチに近づけられるよう心がけています。
ーー2023年10月17日には『KIMURA×CLASS』の単行本1巻が発売されました。読者へのメッセージをお願いいたします。
絵も成長していけるように頑張ります。
(マグミクス編集部)