「決めらんない!」高橋留美子先生の代表作って? 世代ごとに異なるタイトル続々!
『うる星やつら』『めぞん一刻』『らんま1/2』など数々のヒット作を生み出してきた高橋留美子先生の、ファンの年齢層が広すぎると話題になっていました。そのためかネット上を眺めると、世代ごとに推しの作品が異なる様子です。
世代ごとに異なる? 高橋留美子先生の「代表作」といえば…?
1978年に『うる星やつら』(小学館 少年サンデーコミックス)の連載を開始した高橋留美子先生は、2023年現在も小学館「週刊少年サンデー」にて『MAO』を連載中です。
その代表作を挙げるとなると枚挙に暇がなく、ネット上を眺めてみると、世代ごとに異なるタイトルの挙がる様子が見てとれます。その長年にわたる創作活動において、コンスタントにヒット作品を生み出し続け、そしてそれらがアニメ化され広く認知されてきた証左といえるでしょう。
ではどのようなタイトルが挙げられているのでしょうか。以下、世代別に見ていきましょう。
50代以上からは、上述したデビュー作『うる星やつら』、およびこれと同時期に連載されていた『めぞん一刻』(小学館 ビッグ コミックス)を推す声が大きいようです。いずれもTV/劇場用アニメ化され、『めぞん一刻』は実写映画化もされました。「55歳。高橋留美子作品はどれも好きだけど、やっぱりうる星やつらが一番」「めぞん一刻のラストは、当時子どもながらに感動した」などの声が聞かれます。
40代から特に支持があったのは、1987年に連載が開始された『らんま1/2』(小学館 少年サンデーコミックス)です。「40代。らんまは私の青春」「43歳だけど、子どもの頃に読んだらんまがきっかけで高橋先生の作品は全部読んでいる」といった声が見られます。3姉妹の許嫁としてやってきた主人公が、男子高校生で格闘家で、しかも水をかぶると女の子になってしまうという「格闘ラブコメ」です。
30代からは、1996年連載開始の『犬夜叉』(小学館 少年サンデーコミックス)を支持する声が多く見られました。妖怪と人間の間に生まれた半妖「犬夜叉」が人間の少女「日暮かごめ」と共に「四魂の玉」を巡って強敵に立ち向かう本作は、繊細な人間関係や恋愛模様を描いたシリアスな展開が魅力です。「大人になってから見返したら想像以上に深い物語で改めて感動した」「アラサーだけど、毎週アニメを楽しみにしてた」といった声が聞かれます。
20代以下の声を見てみると、「20代。境界のRINNEに出会って過去作品を一気読みした。今は連載中のMAOの展開が楽しみ」「10代だけどリメイクされたうる星やつらをみて大好きになりました」といった様子でした。ここで改めて『うる星やつら』が挙げられているのも注目すべきでしょう。文字通り、世代を越えて支持されているのです。
このほか、「ほとんどアニメ化されてるよね」「今も新作を描き続けているのがスゴイ」など、高橋先生の凄さを改めて実感したという声が多数、見られました。
(マグミクス編集部)