【漫画】現世を散策中にサラリーマンを発見 幽霊がとった予想外の行動に「少々無慈悲」「グサッと来た」
病室の片隅でひとり最期を迎える男性。向かいのベッドでは、お見舞いにきた人たちと楽しく笑い合う患者さんの姿が見えます。未練を残したまま人生を終えた彼は幽霊になってしまい……。作者の中山ゆきさんにお話を聞きました。
孤独な最期を迎えた幽霊の「その後」
病室の片隅でお見舞い客に囲まれて楽しそうなベッドをみつめる男性。対照的に彼のまわりには誰もいません。もっと人に優しくしておけばよかったと後悔しながら、最期のときを迎えてしまいました。死後、何の未練か成仏できずに街をさまよっていたら、ひとりのサラリーマンと出会い……?
中山ゆきさん(@yukiyuki_nkym)による創作マンガ『幽霊と疲れた会社員』がTwitter(現:X)上で公開されました。本作は中山ゆきさんがシリーズものとして毎日投稿している「幽霊と疲れた会社員」の出会いの物語です。いいね数は5,000を超えており、読者からは「優しい世界」「幽霊さんも会社員の男性も幸せになってほしい」「そっと見守ってくれるってうれしいですよね」などの声があがっています。
作者の中山ゆきさんにお話を聞きました。
ーー今作『幽霊と疲れた会社員』が生まれたきっかけや、理由を教えてください。
日々の生活で嫌なことやつらいことがあったとき、孤独感で押しつぶされそうな気持ちになったことが、誰でも一度はあるのではと思い、そんなとき、見守ってくれる人がいたら、それだけでも気持ちが軽くなるだろうなと思い、この作品を考えました。
ーー会話もせず幽霊が疲れた会社員をずっと見守るという面白い設定ですが、このアイディアはどのように思いついたのでしょうか?
自分に何かをしてくれるわけではなく、ただ見てくれているというだけでも、それだけで救われる瞬間というものがあるのかなと思い、疲れた会社員と、それをただ見ている幽霊というキャラを考えました。
ーー今作を描くうえでこだわったポイントや、お気に入りのシーンなどはありますか?
あまり人を選ばず、多くの人が読めるようにするということを意識して描いています。
ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
シンプルですが「分かる」という感想をいくつかいただけているのがうれしいです。
ーー応援しているファンの方へひと言お願いします!
『幽霊と疲れた会社員』はTwitter(現:X)で毎日更新中ですので、ぜひ読んでみてください!
(マグミクス編集部)