全国の勇者たちの永遠のテーマ ドラクエ3「理想のパーティ編成」は?
『ドラクエ3』は仲間のキャラメイクが楽しめる作品で、職業の設定や名前、性別まで自由に決められます。自由度が高いだけに、他人がどんなパーティを選んだのかは気になるところ。ネットでも話題になりがちな理想的なパーティ編成を掘り下げます。
自由にキャラメイクができた『ドラクエ3』の魅力
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(以下、『ドラクエ3』)は、仲間のキャラメイクが楽しめる作品で、職業の設定や名前、性別までプレイヤーが決められます。
その自由度の高さは『ドラクエ3』の大きな魅力ですが、他のプレイヤーがどのようなパーティ編成で冒険をしていたのかは気になるところです。そこで今回は「理想的なパーティ編成」をテーマに、プレイヤーの声を交えながら解説します。
『ドラクエ3』においてパーティに加わる仲間には、固有のキャラ設定などは存在しません。最初の街「アリアハン」にある「ルイーダの酒場」の冒険者の登録所で、仲間のキャラクターメイキングが行なえました。
それぞれの仲間キャラの職業や名前、性別などを設定することができますが、選んだ職業によって装備できる武器や防具、レベルが上がった時の成長傾向などが異なるため、パーティの今後を左右する重要なポイントです。
また、主人公以外のメンバーは「ダーマ神殿」で、別の職業に転職することが可能でした。転職はレベル20以上のキャラしか行えず、転職後はレベル1からの再スタートになります。ただし、このときのステータスの数値は転職前の半分になり、覚えていた呪文はそのまま引き継がれます。
そして作中で「神に選ばれし者」と言われている職業が「賢者」です。賢者は、魔法使いと僧侶の呪文をすべて覚える、まさにスペシャルな職業でした。
ただし賢者に転職するためには「さとりのしょ」という貴重なアイテムを消費するか、職業「遊び人」のキャラをレベル20まで鍛えるかの二択になります。
まともに戦ってくれない遊び人をレベル20まで育てるのは大変ですが、賢者への転職を見越して、あえて遊び人を選んだプレイヤーもいるはずです。
それでは冒険を効率よく進めるには、どのようなパーティ編成がベストだったのでしょうか。
戦闘時の安定感を優先させたい人は「勇者・戦士・魔法使い・僧侶」という編成が多いようです。戦士の代わりに武闘家を入れる人もいました。
回復呪文が使える勇者と僧侶、攻撃役の戦士(もしくは武闘家)、補助呪文、攻撃呪文が使える魔法使いという編成は、どんな状況でも対応がしやすい編成です。
さらに転職ができるようになってからは、「勇者・戦士・戦士・賢者」といったパーティ編成を目指すと安定感が増し、より長期の冒険にも耐えやすくなります(育成に時間はかかりますが…)。
それに魔法使いを戦士に転職させることで、最初から呪文が使える物理攻撃職になるため、いざというときの備えとしても期待できます。
実際に、このパーティ編成を採用していた人からは「癖がないうえに装備できるものも多い」「とくに困ったことがないから安定する」など、バランスの良さを高く評価する声がありました。