『ワンピ』クロコダイルの性別論争に新展開! 「元女性」説を覆す新たな根拠
やや突飛ではありますが、長年『ONE PIECE(ワンピース)』ファンのあいだでは、「クロコダイルはもともと女性だったのではないか」という説が唱えられてきました。しかしここ最近のエピソードにて、この説を否定する根拠となるかもしれない事実が明らかになったようです。
クロコダイルの弱みに「性別」は関係ない?
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する元王下七武海、サー・クロコダイルには、「ある弱み」が存在することが示唆されています。その詳細はいまだ明らかになっておらず、かねてよりファンのあいだでは「もともとは女性で、性転換したことを隠しているのではないか」という説がささやかれてきました。
しかしここ最近、「週刊少年ジャンプ」に掲載されているエピソードから、「クロコダイル元女性説」に一石を投じる新説が浮上しているようです。
※この記事には『ONE PIECE』単行本未収録の、最新話付近の内容が含まれています。
そもそもなぜトンデモ考察のように思える説が誕生したのでしょうか。すべての発端は「インペルダウン編」で、カマバッカ王国の女王エンポリオ・イワンコフがクロコダイルに「弱み」があることを暴露したのがきっかけでした。
イワンコフはホルモンを自在に操る「ホルホルの実」の能力者であり、他人の性別を操作することができます。そのため、過去に女性だったクロコダイルが性転換を依頼したのではないかと考えられているのです。
加えてクロコダイルがピアスを付けている場所も、考察を加速させるきっかけになりました。中世ヨーロッパでは男性が左耳、女性は右耳につけるとされており、クロコダイルは右耳だけにピアスを装着しています。これは「もともと女性だった」という過去を暗示しているように見えないでしょうか。
ほかにも扉絵にクロコダイルが描かれた第938話のサブタイトルが「女の秘密」だったり、単行本63巻のSBSに登場した幼少期のクロコダイルが中性的な顔立ちだったり、とさまざまな根拠が聞かれました。
しかしそんななか、最近では「元女性説」を否定するかのような新説が一部でささやかれています。それは「クロコダイルは元奴隷だった」という考察で、その根拠はここ最近(2023年11月13日現在)の連載で展開されているバーソロミュー・くまの過去編からでした。