【漫画】寝過ごす、幻聴、お尻から根… 実体験をもとにした「夜勤明けあるある」に共感集まる
助産師の作者の実体験をもとにした、産科病棟の「夜勤明けあるある」。頑張った助産師さんの、夜勤明けの過ごし方とは……。Instagramで公開されたマンガが、「共感しかない!」と話題になっています。作者のモクコさんにお話を聞きました。
休み方は人それぞれだけど?

助産師の作者の実体験をもとに、夜勤明けの「あるある」エピソードを描いたマンガ「夜勤明けあるある」が、Instagramで1400以上のいいねを集めて話題となっています。
「そのまま遊びに行く派と、家へ直行派がいる」「食欲・物欲が暴走する」など、助産師として働く作者の夜勤明けエピソードを集めた内容で……。読者からは、「共感しかない!」「みんなが寝ているなか、働く方々は本当にお疲れさまです!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、ブロガーのモクコさんです。Instagramやブログ「モクコのどうも、どうもです。」などでマンガを発表しています。モクコさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
2022年9月から、Instagramでエッセイマンガの投稿を始めました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
フォロワーさんに医療従事者さんが多いので、「あるある~」と楽しんでもらえたらと思って描きました。また、普段夜勤で頑張る皆さんに向けて「ありがとう!」という気持ちも込めました。
ーー作品に描かれたなかで、モクコさんが1番「あるある!」と感じるエピソードは何ですか?
「長時間寝ても疲れがとれない」です。夜勤は寿命の前借りだなと思います……。
ーーモクコさんは夜勤明けに遊びに行くタイプですか、または直帰するタイプですか?
20代の頃は寝ることがもったいないという気持ちが強く、夜勤明けでも旅行や遊びに行っていました。夜勤明けに海水浴に行っていたのは、われながら若かったなと感じています。30代は基本的に直帰です。1秒でも早く横になりたいので(笑)。
ーーモクコさんは、よく夜勤を担当されるのですか?
子供が生まれてから、ここ3年間は夜勤をしていません。現役バリバリの頃は、月に5、6回ほどしていた時期がありました。基本的に夜勤は16時から翌日の午前9時までですが、現場の状況に応じて変動します。午前9時に帰れたときは超ラッキーデイです!
ーー助産師のお仕事は、どのようなときにやりがいを感じますか?
患者さんたちの大切で貴重な経験を、一緒に共有できたときにやりがいを感じます。あとは、赤ちゃんのお世話をしているときです。とても癒やされます。
ーー今回紹介されたエピソード以外にも、モクコさんが思う「夜勤明けあるある」はありますか?
「ナースシューズの蒸れ感がすごい」というあるあるです。一晩履き続けたナースシューズは、湿度が高めです(笑)。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「共感しかない!」「いま思うと、良い経験だったなと思いますよね」「みんなが寝ているなか、働く方々お疲れさまです!」「心身ともに、強く健康でないとできない仕事ですね」など、共感のコメントや感謝のコメントをたくさんいただきました。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
病棟を舞台にした連載マンガを描きたいです。日常業務で起こるさまざまなドラマや助産師としての生きざま、日々の葛藤などを作品に込めたいと思います。
(マグミクス編集部)