【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(2)】世界的人気ジャンル「FPS」の入口は?
世界中でプレイヤー人口がきわめて多い「FPS」ゲームですが、苦手意識を持つ初心者のなかには、入り口からなかなか先に進めない理由も聞かれます。どこから入れば、基本的な操作やプレイが身につけられるのか……? 洋ゲーに詳しい声優、望月英さんが初心者に向けて分かりやすく解説する、連載第2回です。
面白そう、だけどハードルが高そうなジャンル「FPS」

世界中で人気の「洋ゲー」(海外ゲーム)の初心者に向けて、洋ゲーに詳しい声優・望月英さんが面白さや楽しみ方を分かりやすく紹介。今回は、世界でもプレイヤー人口が極めて多い「FPS」ゲームについて語ります。
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皆様こんにちは! 望月英でございます。
期待に胸躍るゲームタイトルが発売され、新情報の発表が盛りだくさんの2019年下半期! 望月は先日、洋ゲーを語る上で欠かせないタイトルを山ほどリリースしているメーカー「ブリザード・エンターテイメント」社の年に一度のお祭り「Blizzcon」の現地配信で、愛してやまないタイトル「Overwatch」のワールドカップに熱くなり、続編発表に感涙し……「やっぱりゲームはやめられないな!」という「ゲーマー魂」を再確認いたしました(笑)。
さて!連載第2回となる今回は、ライト層からヘビー層まで世界でも人口が多く、知れば知るほど大会の観戦も熱く、そして面白さが倍増していくジャンル「FPS」についてお話させていただきます!
「FPS」(First Person Shooter)は、 1人称の3Dシューティングゲームですが、苦手、あるいは手を出せていない人のなかには、
「やってみたけど難しい」
「他の人に迷惑がかかりそう」
などの声があることを前回の記事でご紹介しました。
特に、多人数での対戦にフォーカスが当てられやすいジャンルゆえに、「他の人に迷惑が……」といった声は非常に多く聞かれるように思います。
どのジャンルのゲームでも極論、一番大切なことは「慣れること」。FPSでは慣れるまでの間に自分より経験値の高いプレイヤーに辛酸を舐めさせられ、肝心の「慣れ」に到達する前に心が折れてしまう……なんて経験、ございませんか…!
大丈夫です。僕もあります。いまだに何度もあります(笑)。
ならばまず、順序を逆にすれば良いのです。世界の猛者と戦う前にまず、基本的なFPSの動作である、「移動する」「エイム」(照準を敵に合わせる)「攻撃する」という動作に慣れることが大切です。
そのためにはまず……キャンペーン(1人用のモード)があるゲームをプレイしてみるのが良いでしょう!