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【胸糞】むごたらしい最期に快哉!? もはや顔も見たくないド畜生アニメキャラ3選

悪役の言動が卑劣なほど、報いを受ける様にはカタルシスを覚えるものです。そういうものとわかっていても胸糞悪くなる、そのむごたらしい最期に快哉が送られた/送られるだろうキャラを見ていきます。

悪役だとしても程があるだろうと言いたくなる面々

『School Days』Blu-ray BOX(エイベックス・ピクチャーズ) (C)STACK・School Days製作委員会2007
『School Days』Blu-ray BOX(エイベックス・ピクチャーズ) (C)STACK・School Days製作委員会2007

 アニメやマンガなどで描かれる「悪」にもさまざまなパターンがあり、いずれにせよ「非道」であることには変わりないはずなのですが、同じ極悪人で同じように非道な行いをしていても、不快に感じるキャラクターとそうでないキャラクターというのがあるのではないでしょうか。

※本記事にはアニメ作品のネタバレが含まれます。

 そうしたの「目にするだけで胸糞悪くなるキャラクター」といえば、作品主人公にもかかわらずアニメ界でも随一の嫌われ者で、さらにはそれなりによく聞く名前であるがために全国の同姓同名さんに多大なる迷惑をかけた、『School Days』(原作:オーバーフロー)の伊藤誠が挙げられるでしょう。原作は2005年に発売された18歳以上対象の恋愛アドベンチャーゲームで、2007年にアニメがAT-XほかUHF系TV局の地上波にて放送されました。

 ストーリーは高校1年生の誠と、ヒロインの桂言葉(かつらことのは)、同じくヒロインの西園寺世界(さいおんじせかい)の三角関係を主軸に繰り広げられる愛憎劇です。序盤こそ、高校生らしいときめきやロマンスを描きますが、「愛憎劇」と上述したように、物語が進むにつれドロドロとした内容になっていきます。

 誠が言葉に一目惚れをし、それを世界がサポートして誠と言葉の交際が始まるものの、世界が横恋慕するという構図で、そして誠は世界との浮気のみならず、彼女たちの関係者を含む周囲の複数人と次々に関係を持っていきました。

 やがてある日、誠は世界から妊娠を告げられます。その際の彼の対応が実に最低で、責任逃れは当然として、さらには世界を避けるようになり言葉とヨリを戻していったため、ネット上では「最低な人間」「救いようのないクズ」と多くの批判が集まり、もともとそこかしこに溢れていた「誠●ね」の書き込みがさらに加速する、という様が見られました(●は当時の原文ママ。意味するところはお察しください)。ただ、この世界というキャラもなかなかエグいムーブを見せていたため、彼女もその報いを受けているという見方もあったことを付記しておきます。

 そして誠もまた、当然の報いを受けることになります。堕胎をすすめられ逆上した世界に包丁でめった刺しにされるという最期を迎えたのでした。惨劇のはずですが、ネット上ではカタルシスを得た旨の声にあふれたものです。なおその最終回は、詳細は省きますが、地上波では急遽、放送休止になり、代わりに放送された通称「Nice boat」なる映像を記憶している人も多いことでしょう。

【胸糞注意】伊藤誠、稀咲鉄太、ボンドルドのご尊顔を拝んでみる(5枚)

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