【漫画】いつもアイスを分けてくれる幼なじみの真意 「はんぶんこ」の理由に「語彙力吹っ飛んだ」
幼なじみのちかくんから、アイスを分けてもらったうみちゃん。いつも必ずアイスを分けてくれることに疑問を抱き、どうして毎回分けてくれるのか聞いたら……。しだるさんがTwitter(現:X)にて公開した創作マンガが話題になっています。
何気ない男の子の発言に「それさらっと言えるの!?」
一緒にアイスを食べる幼なじみのちかくんとうみちゃん。いつも同じアイスを食べているちかくんに、うみちゃんが「このアイスすきだよね」というと、「ふつう」との返答が返ってきました。そのときにふと、いつも食べ物を分けてくれるちかの行動に疑問を感じて「どうして?」と聞くと……。
しだるさん(@sidaLuu_182)の「はんぶんとあなたとだいすき」として連載されているマンガの『心配性で過保護な幼馴染を解放してあげたかった話』がTwitter(現:X)で公開されました。いいね数は1.4万いいねを越えており「なんか尊すぎて死んでしまいます!」など、キュンと心が高鳴る話として注目を集めています。
作者のしだるさんにお話を聞きました。
ーー今回の作品、とても淡く心がキュンとなる物語だと感じました。ご自身の経験から発展した作品でしょうか?
実際体験したことを創作のマンガに取り入れて描くことはあまりないです。唯一あげるとしたらこのアイスが好きなことです。
ーーこういった物語を創作していく中で大切にしていることはありますか?
できるだけ丁寧にキャラクターの心や仕草を表現することを大切にしています。時間がかかりすぎてしんどいときもありますが自分が一番はじめの読者なので読んでみて納得いく形になるまで根性で頑張っています。
ーーしだるさんがマンガを描くことになった経緯を教えていただきたいです。
初めてマンガで泣いた時だと思います。小さい頃からお話を考えたり絵を描いたりすることが好きでした。気がつけばマンガを描いていたので、そのキッカケは思い出せないのですが、ある作品でドキドキしたりワクワクしたり心を揺さぶられる感覚を初めて知ったことは覚えています。
読み終わった後、とても感動して自分もこんなふうに表現できるようになりたい、こんなマンガを描ける人になりたいと思ったことがマンガとちゃんと向き合うキッカケでした。
ーー今回のマンガを通して、たくさんの読者からの声が上がっていますが、印象に残っている声はありますか?
「このシリーズ待ってました!」とコメントもらえたことです。この作品はシリーズの3作目なのですが、前作からもかなり期間があいてしまっているにもかかわらず待ってくれている方がいてくれてうれしかったですし、「続きはないの?」とのお声もいただいていたので驚いています。
あとはキャラクターの名前を呼んでもらえたこともうれしかったです。いままでは自分だけの世界だったものが誰かと共有できるのはうれしくて不思議な感覚です。
ーー今後、どういったマンガを描いていきたいのか展望があれば教えてください。
これまで通り好きなようにマンガを描き続けていくと思います。ただ機会があれば絵を生かしたことで何かチャレンジできたらなと思っています。
(マグミクス編集部)