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「2巻がちょうどいい」 有名漫画家の「作風違う」けど面白い初期の短期連載作

『SPY×FAMILY』からは考えられないほどの鬱展開が続く初連載作

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』ティザービジュアル (C)2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 (C)遠藤達哉/集英社
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』ティザービジュアル (C)2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 (C)遠藤達哉/集英社

 2023年に第52回日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞し、アニメ化でさらなる人気を博している『SPY×FAMILY』の作者・遠藤達哉先生の初連載作である『TISTA』は、意外なほどシリアスな作品です。

 同作は「シスター・ミリティア」と呼ばれる暗殺者を巡る物語を描いたサスペンス作品で、2007年12月号~2008年8月号まで『ジャンプSQ』にて連載されました。絵のタッチは『SPY×FAMILY』よりも細い印象で、ギャグ要素は少なくシリアスな場面を多く占めています。

 全2巻と短いものの、読者からは「2巻が適切な長さと思えるくらいのボリュームで、重めの話なのにサラリと読ませるのは作者の力量」「ダークな話で読みごたえがある名作」などの声も多く、一定数の評価を受けています。

 ちなみに、『TISTA』は現在ではアプリ『少年ジャンプ+』で読むことが可能で、それを知った作者の遠藤先生は自身のX(旧Twitter)に「いつのまにやらジャンプ+内で拙作『TISTA』が配信されてました。」「拙すぎてお恥ずかしい限りですが、思い入れのある作品です。終始鬱々とした内容ですので、SPY×FAMILYから入られた読者の方は閲覧の際ご留意頂ければと」とつぶやいていました。

(LUIS FIELD)

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