【最強の悪魔の実TOP3】ルフィすら勝てず「すべて最強」「チートすぎ」 「ピカピカの実」の順位は?
マグミクス編集部で『ONE PIECE(ワンピース)』における「最強の『悪魔の実』」に関するアンケートを実施しました。敵の能力ながら多くの読者を虜にする、「ピカピカの実」は何位だったのでしょうか。
破壊力とスピードを兼ね備えた「悪魔の実」
きっと多くのファンが一度は「『ONE PIECE(ワンピース)』の『悪魔の実』って、実際のところ何が一番強いのだろう……?」といった疑問を抱いたことがあるでしょう。マグミクスで実施した「『ONE PIECE』悪魔の実、最強はどれ?」というアンケートでは、約2000もの票が投じられるなか、221票を獲得して「ピカピカの実」が第3位に選ばれました。
※この記事には『ONE PIECE』最新話付近の内容が含まれています。
「ピカピカの実」といえば、海軍大将の「黄猿」ことボルサリーノが食した「悪魔の実」です。自然(ロギア)系に属する能力で、名前の通り自らの身体を光に変化させます。
「光」と聞いただけだと強さが伝わりづらいかもしれませんが、応用の幅は「悪魔の実」のなかでも屈指といえるでしょう。光を目眩ましとして用いることはもちろん、集約させてレーザービームにすることも可能です。
この力は作中兵器にも転用されており、世界最大の頭脳を持つ天才科学者ベガパンクは小型のレーザー発射装置を開発して、人間兵器であるパシフィスタやバーソロミュー・くまに組み込みました。また彼の研究資料を読んだフランキーも、「フランキーラディカルビーム」としてボルサリーノの光線を再現しています。
一方、レーザーを扱うだけにショートレンジでの戦いは分が悪そうな印象があるかもしれません。しかしボルサリーノは光で剣を生成したり、光速のキックを放ったりと、近距離戦でも高いレベルの技術を披露しています。加えてロギア系のため一般的な物理攻撃も通じず、たとえ身体がバラバラにされても光によって元の姿に復活するので、チート級の能力であることは疑いようがありません。
またボルサリーノを象徴する技となっているのが、光を無数の弾丸に変えて発射する「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」です。光速で飛んでくるため避けるのは至難の業であり、1発で大きな爆発が起きるほどの威力も誇っています。
原作の第1093話「ルフィVS黄猿」では、光弾の数だけ分身を作り出すというアレンジ技も披露していました。攻撃とスピードを兼ね備えている点を踏まえると、確かに「ピカピカの実」が最強の一角に推されるのも納得です。
「ピカピカの実」に票を投じたファンからは、「物理的に光を凌駕するものはない。その一点に尽きる」「スピード、攻撃能力、防御形態、どれをとっても最強! まさにピカピカの1番!」「光の速さは流石にチートすぎる」といった意見が寄せられていました。
能力はもちろんのことですが、ボルサリーノが作中において長らく強大な敵としてルフィたちの前に立ちはだかってきたという点も、「ピカピカの実」が評価されている大きな理由でしょう。ボルサリーノが初めて登場した「シャボンディ諸島編」では、ルーキーとはいえ名のある海賊たちが彼から逃げることを前提としていました。ときを経て「太陽神ニカ」の能力を覚醒させたルフィでさえも、やはり彼との戦闘は一筋縄ではいかなかったのです。
いまだ作中でロギア系の「悪魔の実」の覚醒は描かれていないのですが、もしもボルサリーノが「ピカピカの実」を覚醒させていたとしたら……。まだまだほかにもトンデモない奥の手を隠している可能性も否めません。今後の活躍ぶりにも期待しましょう。
(ハララ書房)