【漫画】仕事の意義を見失いかけた父 1億年以上前の先輩から助言をもらい「爆笑からの感動」
遅い時間まで仕事をしてクタクタになり、「自分がやっていることに意味はあるのか?」と、頑張る理由を見失いそうになっていた作者。帰宅後、部屋に散乱する息子のおもちゃを見て、ふと感じたこととは……。Instagramで公開されたマンガが、「爆笑からの感動!」と話題になっています。作者のグッドスリープさんにお話を聞きました。
「先輩」からの助言に「ほっこり」
息子のおもちゃが教えてくれた大切なことについて描いたマンガが、Instagramで3万6000以上のいいねを集めて話題となっています。
心身とも疲労がたまり、「自分がやっていることに意味はあるのか?」と、頑張る理由を見失いそうになった作者。自宅に帰ると、テーブルの上に息子が遊んでいた恐竜のおもちゃが散乱していました。そのおもちゃたちから、作者が教えてもらった大切なこととは……。読者からは、「爆笑からの感動!」「仕事部屋の壁に貼りたいレベルの名言」「ダイナソー先輩の言葉を胸に、これからも頑張ろうと思いました」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、会社員のグッドスリープさんです。グッドスリープさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー散乱する息子さんのおもちゃから、グッドスリープさんはどのようなことを学びましたか?
ぞんざいに扱われる先輩方を見て、「自分ばかりが大変なわけではないのだな」とやる気をもらえました(笑)。
ーー後日、息子さんにお片付けのことに関して話をしましたか?
「話したところ、片付けてくれるようになりました!」といえたら良かったのですが、こればかりは1度ではなかなか難しく……。現在も、根気強く指導しています。作業として片付けることはもちろん大切ですが、その背景として「ものを大切にすること」や「なぜ大切にしなければならないか」ということも教えていきたいです。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
働いていると、疲労やストレスが蓄積して、ネガティブな考えばかりになることってありませんか。なかには、誰にも相談できずひとりで抱え込んでしまう方もいらっしゃるかと思います。悩みの自問自答をコミカルに表現することで、私と同じように悩んでいる読者に少しでもリフレッシュしてもらいたい、という思いで描きました。
ーーグッドスリープさんにとって「働く」とは、どういうことですか?
マンガのなかでつぶやいているように、「なぜ、こんなことを遅くまで?」と感じるときはありますが、「私の家族が何不自由なく暮らしていける日々を守りたい」という気持ちが、いまの働く意味と原動力になっています。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「爆笑からの感動!」「仕事部屋の壁に貼りたいレベルの名言ですね」「ダイナソー先輩の言葉を胸に、これからも頑張ろうと思いました」などのコメントをいただきました。また、「わが家にも〇〇先輩がいます」というコメントも面白かったです。くだらない内容かもしれませんが、客観的に自分を見て、ひと息ついてもらえるようなマンガになっていたらうれしいです。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
20代の頃は、絵を描く仕事をしていました。最近iPadを入手して、昔は大変だったアナログ作業が簡単にできることが楽しく、また子供たちとの思い出の備忘録にしたい、という思いから、再びマンガを描くようになりました。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
重たい話を真正面から描くことは苦手なので、読んでくれる人の気持ちが少しでも楽になるような作品を意識しながら、今後もマンガを描いていきたいと思います。
(マグミクス編集部)