実はサバ読んでない? 年齢詐称疑惑がつきまとう『ワンピース』キャラ3選
大人気マンガ『ONE PIECE』のキャラクターには、見た目や言動のギャップから「意外と歳がいっているな」と感じるキャラクターがいます。今回は、読者も実年齢を知って驚いたキャラを取り上げます。
見た目と実際の年齢が一致しないキャラも?
『ONE PIECE』は1997年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が開始され、2023年12月時点でコミックスが107巻まで発売されています。20年以上にわたって幅広い世代から人気を集めている理由は、海賊王を夢見る主人公・モンキー・D・ルフィをはじめとする、魅力的なキャラクターたちの存在があってこそです。
そんな多彩なキャラのなかには、見た目や言動、そして実年齢とのギャップから「意外と歳がいってる?」と感じるキャラクターもいるので、ピックアップして紹介します。
まずは、ルフィの「じいちゃん」であるモンキー・D・ガープから。ガープは革命家ドラゴンの父であり、主人公ルフィの祖父にあたるキャラクターです。
海軍の中将という地位にいるガープは、かつては海賊王ロジャーと激闘を繰り広げ、その数々の功績から「海軍の英雄」と呼ばれている人物です。
そんな伝説の海兵とも言えるガープの初登場時の年齢は76歳で、ルフィたちが一度バラバラになり再結成した2年後の年齢は78歳ということになります。
ルフィの祖父ということもあり、年齢だけを聞くとそれなりにしっくりくるかもしれませんが、とても78歳とは思えない強さとたくましさが目を引きます。
そのガープの年齢に対し、ネット上では「行動のわりに実年齢が結構いってた」「『ONE PIECE』って、考えてるよりプラス5歳くらい歳が上のことが多い。ガープとかもそうだし」などの反応がありました。
続いて「意外と歳がいってるキャラ」の代表格として挙げたいのが、シャーロット・カタクリです。
ビッグ・マム海賊団の「スイート3将星」のひとりで、ビッグ・マムの次男にあたります。たくさんいるシャーロット家の兄弟たちからは「お兄ちゃん」と呼ばれ、慕われています。
その「お兄ちゃん」呼びや、母であるリンリンのことを「ママ」と呼ぶあたりから、若いと思っていた読者も多そうですが、実はカタクリの年齢は48歳です。
『ONE PIECE』のキャラでいうとカタクリの年齢は、海軍のモモンガ中将、1話で登場したときの山賊のヒグマと同じになります。さらに衝撃的なのがローラの父で、かつてビッグ・マムの夫だったパウンドと同じ年齢という点です。
このカタクリの実年齢について、ネット上では「ビッグ・マム海賊団が大きくないときから戦っているだろうから、悲しいほどの苦労人だと思った」など、カタクリの苦労をねぎらう声があがっていました。
最後に紹介するのは、シーザー・クラウンです。ルフィたちに連れ去られるまではグランドラインにあるパンクハザードに住んでいた科学者のシーザーですが、こちらも意外と年齢がいっています。
シーザーは、大量殺りく兵器の第一人者で、元は世界政府でDr.ベガパンクの化学班のNo.2として働いていました。非道で自分の事しか考えていない、まさに絵にかいたようなマッドサイエンティストです。
その自分勝手な性格や、キャバクラのような「ガールズシップ」に研究費をつぎ込んだりする行動から、案外若そうに思えましたが、シーザーの年齢はなんと55歳です。
この年齢には多くの読者が衝撃を受けたようで「アニメだと肌が真っ白だから40代かと思った」「シーザー55歳なの!? 38歳くらいだと思ってたよ」といった声があがっていました。
『ONE PIECE』のキャラクターは、行動力や言動に比べると「思ったより年齢が上だった…」というキャラクターが多そうです。読者に年齢を感じさせないくらい、パワーと勢いのあるキャラクターたちが多くいるからこそ、『ONE PIECE』が長く愛され続けているのかもしれません。
今後、新キャラクターが登場したときは年齢を予想してみるのも面白そうですね。
(LUIS FIELD)