【漫画】人間が絶滅危惧種に? キメラに保護された14歳の少女嫁入りに「怖いけど切ない」
キメラたちが絶滅危惧種の人間を保護している世界。10人しかいない人間のひとりである少女カレンは、大きな屋敷でミラという世話係に育てられていました。ある日、カレンの婚約が決まってキメラたちは大いに喜びます。しかし、世話役のミラには異変が起き始めて……。作者の灯晴ほくさんにお話を聞きました。
種族間を超えた関係性に感動!
世界に10人しかいない人間のひとりである少女カレンは、動物のような見た目をしたキメラたちに育てられていました。目的は絶滅危惧種となった人間の?殖で、カレンは傷つかないように大切に保護されています。14歳を迎えたカレンにも、ついに結婚相手がみつかるのですが、世話役のミラには不吉な変化が起きていて……。
灯晴ほくさん(@kikaizikakeno)が「人間が絶滅危惧種だった話」として掲載した『リストルージュ』が話題です。いいね数は10万を超えており、読者からは「絵本みたいな世界観がすき」「引き込まれた」「少しダークだけどいい話」などの声があがっています。
作者の灯晴ほくさんにお話を聞きました。
ーー今作『人間が絶滅危惧種だった話』が生まれたきっかけや、理由を教えてください。
すごく大変で忙しいときに息抜きで作った短編ネームをブラッシュアップして作りました。きっかけが思いつかなかったのですが、猫カフェで働いていたことがあったので、それも影響していそうです。
ーー今作を描くうえでこだわったポイントや、お気に入りのシーンなどはありますか?
不思議な生き物たちのデザインを好きなものを詰め込んでこだわりました。お気に入りのシーンは見開きで、見開きにセリフが大きく入るのが好きで、それが上手く表現できた気がします。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
この作品は賞の落選作で、これでマンガを辞めようと思いながらTwitter(現:X)に投稿したものでした。そうしたらとんでもない反響で、昔からフォローしてくださっている方も、新しく見つけてくれた方も、マンガ辞めないで、と言ってくれました。それが今の自分を動かしてくれています。
ーー灯晴ほくさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
本格的にマンガを始めたのは大学生になってからテガミバチの浅田弘幸先生がもともと大好きであんなマンガが描きたい! と突如描き始めました。
ーー今後、Twitter(現:X)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
Twitter(現:X)では水彩のイラストや落書きマンガ、たまに読み切りを載せていけたらと思っています!
(マグミクス編集部)