『ワンピ』本編終了までに回収はある? 元王下七武海メンバーの謎に包まれた過去
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する元王下七武海のメンバーには、作中でも屈指の個性的なキャラクターが勢ぞろいしています。過去が謎に包まれたキャラたちは、今後のエピソードで明かされるのでしょうか。
いまだ明かされていない元王下七武海の過去

『ONE PIECE(ワンピース)』において欠かせない存在の「王下七武海」は、途中でメンバーの入れ替わりがありつつもそれぞれに強烈な個性を放ち、ファンの間でも人気のあるキャラクターが多い集団です。そんな王下七武海のメンバーのなかには、謎に包まれた過去を持つキャラもいます。ファンからは多くの推測が飛び交っているなか、彼らの過去は今後本編で明かされることはあるのでしょうか。
●ジュラキュール・ミホーク
ジュラキュール・ミホークは「鷹の目」の異名を持つ世界最強の剣士です。
原作1058話では、ミホークがかつて「海兵狩り」と呼ばれていたことが明らかになりました。ミホークといえば麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロに、2年間に渡って修行をつけた「師匠」であり、若かりし頃は現四皇であるシャンクスと決闘する日々を過ごした人物です。
ゾロが「海賊狩り」という異名を持っているのに対し、この「海兵狩り」という異名は多くの読者の関心を惹いたことでしょう。
しかし、ミホークが過去にどうして「海兵狩り」をおこなっていたのかは明らかになっていません。「おれは『四皇』になどならず 平穏な暮らしを望む…!!」と発言しているミホークについて、ネット上では「『海兵狩り』になったのも、自分の平穏な暮らしを守るためな気がする」「大切な人を守るために仕方なく海賊になったのでは?」など推測する声が挙がっています。
●ゲッコー・モリア
続いて、「スリラーバーク」の主人にして、「カゲカゲの実」の能力者であるゲッコー・モリアです。
ルフィたちの前に立ちはだかった際には、自分では何も動かず、部下たちに「早くおれを海賊王にならせろ」と言い放つなど、他力本願の海賊に成り下がっていました。あまり強い印象を持ちづらいモリアですが、若い頃には四皇の一角である百獣のカイドウと互角に戦えるほどの実力を持っていたようです。
しかし、その時期にカイドウに敗れ、さらに新世界で仲間をすべて失ってしまったと思われる発言が見受けられました。ネット上では「『仲間をすべて失った』というつらい過去の詳細が、いつか本編のなかで描かれるのを期待したい」など、モリアの過去を詳しく知りたいというファンが多いようです。