『ワンピ』オペオペの実の「不老手術」はいつかは行われる? ローの死亡は確定?
「永遠の命」を授けるといわれている「オペオペの実」の「不老手術」は、使用すれば能力者は命を失うとされていますが、もし、トラファルガー・ローがその能力を使用するとしたら相手は誰になるのでしょうか? ローの境遇をもとに可能性のあるキャラクターをまとめます。
世界のタブー的存在「イム様」の登場により物語が加速!!
![ローが「不老手術」を使う未来はあり得るのか? 画像は『ONE PIECE Log Collection “SABAODY” [DVD]』(エイベックス・ピクチャーズ)](https://magmix.jp/wp-content/uploads/2023/12/231214-hurosyujutu-01-191x300.jpg)
※この記事は2023年11月2日に発売された、最新刊『ONE PIECE』107巻の内容を含みます。
物語が最終章を迎えた『ONE PIECE』の「世界会議(レヴェリー)」が開催された聖地マリージョアでは、世界の王などいないことの象徴である「虚の玉座」に鎮座する、「イム様」と呼ばれる謎の人物が登場しました。
この「イム様」については、800年前に「世界政府」を作ったとされる「最初の20人」のひとりと同一の名前を持つことから、「オペオペの実」による「不老手術」を受けているのでは、と予想されています。存在自体が世界のタブーのような「イム様」が今後、どのようにストーリーに関わってくるか目が離せない展開が続いています。
ここで気になるのが、現代の「オペオペの実」の能力者であるトラファルガー・ローが、誰かに不老手術を施すことがあるのか、という点です。この記事ではローの現状とともに、もしローが不老手術を施すなら相手が誰になるかを予想します。
まず、ローの消息が最後に確認されたのは、第1081話にて描かれた「勝者(ウィナー)島」における黒ひげ海賊団との戦闘シーンです。四皇である黒ひげとの健闘も虚しく、ハートの海賊団の潜水艇を沈没させられてしまい、ロー自身も起き上がれないほどの重症を負い敗北しています。
ベポの決死の抵抗によって辛くも黒ひげたちのもとから逃れることができましたが、その後の消息は不明となっています。
潜水艇を失い新世界の海に消えたローですが、Dの一族でもあり数々の重要な要素を担う彼は死ぬことはなく、いずれは再登場するでしょう。彼の今後に関して、特に注目されるのは、やはり「オペオペの実」の不老手術の存在です。
「オペオペの実」には、自らの命と引き換えに、相手に永遠の命を授けるとされる不老手術を使用できることが明らかになっています。黒ひげ戦で大きなダメージを受けたローが、残り少ない自分の命と引き換えに、誰かに「不老の手術」を使用する、という展開も考えられるのではないでしょうか?
ローが不老手術を使用する可能性が最も高いのは、ともにカイドウとビッグ・マムを倒した戦友でもあるルフィでしょう。自身と同じ「D」の名を持つ海賊であり、その意味を知ったローがルフィに命を託す可能性は十分にありえます。
しかし、仲間想いのルフィが、ローの命と引き換えに、自分の「永遠の命」を求めるとは考えづらいです。さらに黒ひげから大きなダメージを受けていることなども加味すると、世界政府に捕縛された後に、天竜人の誰かに不老手術を強要されてしまう可能性も捨てきれません。
一般市民のことを奴隷にして使い捨てる「天竜人」のことを考えると、ローの命ひとつで「永遠の命」を得られるのですから、喉から手が出るほど欲しがる人物がいても不思議ではありません。
また、黒ひげから逃げ切ることがかなわず捕まってしまった場合は、ラスボス候補である黒ひげが永遠の命を獲得してしまう可能性もあるでしょう。
その他にも仲間のベポの命を救うために使用するなど、あらゆる可能性が考えられます。どちらにせよ、すでに「不老手術」を受けたと考えられる黒幕最有力候補の「イム様」と同等の存在なるため、使用された者はストーリーでも重要な役割を与えられるに違いありません。
自らの命と引き換えに「永遠の命」を与えるという強力な力を手にしまったローが、その力を使用しないまま物語の終焉を迎える可能性はあるのでしょうか? 今後のローの再登場に注目が集まります。
(マグミクス編集部)