【漫画】毎日幼なじみに姫だっこしてもらうJK 「ひとりで歩けるようになって欲しい」と話す彼を発見し?
とある事情によって靴を履くことができなくなった女子高生の、めい。幼なじみの剛に抱きかかえられながら登校する日々を送っていました。剛のサポートを受けてトラウマと戦うめいですが、心配事はほかにもあるようで……? 作者の梅咲しゃきこさんにお話を聞きました。
トラウマの克服と今の関係性で揺れ動く女子高生
幼なじみの神田めいと剛は、毎日一緒に登下校をしています。しかし、その様子は「ゴーレムとお姫様」みたいにめいが剛に抱きかかえられながら、という少し変わったものでした。彼女が抱えるトラウマが関係して始まった関係性でしたが、ふたりにはそれぞれに言い出せない思いがあって……。
梅咲しゃきこさん(@Ume_syaki)が『靴が履けない幼なじみを毎日運んであげる話』として投稿したマンガ『わたしのゴーレム様』がTwitter(現;X)上で公開されました。同作は2023年9月に雑誌『月刊コミックフラッパー』(KADOKAWA)の月例賞にて佳作を受賞した作品で、本投稿には9.1万を超えるいいねが付いています。読者からは「ふたりの絆が素敵!」「剛くんみたいな頼もしい幼なじみがいてよかったね」「キュン死させていただきました」などの声があがっていました。
作者の梅咲しゃきこさんにお話を聞きました。
ーー今作『靴が履けない幼馴染を毎日運んであげる話』が生まれたきっかけや、理由を教えてください。
きっかけは「裸足姫」という私の持ちネタです。そこから想像を膨らませ、投稿した『わたしのゴーレム様』という作品になりました。
ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
どの感想もとてもうれしかったです! 「泣いた」という感想が思っていたより多くて驚きました。なかにはトラウマを思い出して……という方もおり、社会問題に触れていく創作は大変難しいなと痛感しつつも、今後も伝えたいことを込めて作品を作りたいと思いました。
ーー今作を描くうえでこだわったポイントや、お気に入りのシーンなどはありますか?
こだわったポイントは、今回の作品はもともとSNSに挙げる想定でしたので、1ページ目で「続きが気になる!」と思ってもらえるように作りました。
お気に入りシーンは最後の写真のシーンです。読んだ方も幸せになるようなシーンになっていたらうれしいです。
ーー梅咲さんの漫画家デビューの経緯を教えて下さい。
私の制作した同人誌を読んでくださった編集さんからありがたいことにお声がかかり、読み切りで商業デビューしました。
ーー今後、Twitter(現:X)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
今後もWeb、商業問わず、人の心を動かす作品を描いていきたいと思っています。
(マグミクス編集部)