「左は味方で、右は敵?」言われて納得『ワンピ』キャラの「意味深な法則」とは
『ONE PIECE』は、ファンの間でさまざまな考察が行われています。そのなかで話題を呼んだのがキャラクターにまつわる「左右の法則」です。この法則とは、一体どのようなものだったのでしょうか。
顔に傷があるキャラクターは、ルフィとどんな関係?

マンガ『ONE PIECE』には、ファンのあいだでさまざまな考察が行われています。なかでも多くのファンから注目を集めているのが「左側に傷のある人物はルフィの味方になる」という法則にまつわる考察です。
そこで本記事では、ネット上で注目されている「左側に傷のある人物」について詳しく見ていきます。
主人公のモンキー・D・ルフィには、左目の下に縫い合わせたような傷跡があります。これは1話にて、幼少期のルフィが本気で海賊になりたいと思っていることを証明するために、自らナイフを使ってつけた傷です。
そんなルフィにとって、憧れの海賊である「赤髪のシャンクス」にも、左目の上に鉤爪(かぎづめ)で引っ掻いたような三本の傷跡がありました。
この傷は434話で黒ひげ海賊団のマーシャル・D・ティーチによってつけられたものだと明かされており、今後シャンクスの傷をめぐるティーチとの因縁も明らかになりそうな予感です。
さらに、ルフィの右腕的な存在である、麦わらの一味の戦闘員ロロノア・ゾロの左目にも「新世界編」から傷ができ、隻眼になっています。そのほか、麦わらの一味の操舵手・ジンベエの左目の近くにも傷跡があります。
そして、ルフィ、エースとともに兄弟の盃を交わしたサボの顔の左側にも、大きな傷跡が残っています。
さらにルフィの祖父である海軍の英雄モンキー・D・ガープも顔の左側に大きな傷があり、おまけに革命軍総司令官にしてルフィの父であるモンキー・D・ドラゴンの顔の左半分には、傷ではないものの、大きな入れ墨が刻まれていました。
そのほか「ワノ国編」でルフィと共闘することになったユースタス・キッドにも、顔の左側から上半身にわたる大きな傷跡があり、「左側の傷=ルフィの味方」という法則を後押ししています。
また、「左側の傷=ルフィの味方」説とは逆に、ルフィの敵サイドに位置するキャラクターには「右側に傷がある」場合が多いという説も存在します。
たとえば、ルフィを追い続けている海軍のスモーカーの額のあたり(顔の右側)には、いつの間にか縫い跡のような傷ができており、赤犬ことサカズキも「新世界編」から顔の右側に大きな傷が描かれています。
しかし、もし「左側の傷=ルフィの味方」「右側の傷=ルフィの敵」という法則が正しいとすると、シルバーズ・レイリーの右目に大きな傷跡があるのが気になります。
レイリーは、海賊王ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団の副船長であり、2年もの間、ルフィの「覇気」を鍛え上げた人物です。
ルフィにとって、いわば「師匠」のような存在であるレイリーの「右側に傷」があることが、今後の彼の立ち位置を暗示しているのだとしたら……いろいろ考えさせられます。
このような「左右の傷の法則」が合っているかどうかは、作者の尾田栄一郎氏だけが知っていることですが、登場キャラクターの立ち位置を予想するひとつの要素として頭の片隅に置いておくのも面白いかもしれません。
(LUIS FIELD)