【漫画】カップルの前に現れたのは、余命わずかな元彼 三角関係の結末に涙
カップルの前に現れたのは、小さなロボット。遠隔操作されたロボットは自分が元彼で、今は病院で「死にかけている」と語ります。カップルと元彼の奇妙な三角関係を描いたマンガに、多くの人が涙しました。
カップルの前に現れたのは、ロボットの姿をした元カレ

家でくつろぐカップルの元に突然現れた、小さいロボット。ロボットは元彼が遠隔操作しているもので、彼は自分が「病院で死にかけている」「死ぬ時まで、彼女の隣にいたい」と話します。
カップルと元彼の奇妙な三角関係を描いた創作マンガに、読者からは「心を揺さぶられた」「すごくいいお話」「泣きそう……」などのコメントが寄せられています。
今回の作品について、作者のQuquさん(@ququmaga)にお話を聞きました。
ーーQuqu様がマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
昔から絵を描くのが好きだったのですが、作品として形にし、また誰かに見てもらいたいという思いから、2018年12月からTwitterでの公開を始めました。
ーー『死にかけの元カレとの三角関係の漫画』のエピソードが生まれた経緯を教えて下さい。
色んなジャンルの短編を投稿しているのですが、今回は恋愛をテーマにしようというところから構想していきました。

ーーロボットの「かわいい」見た目も、作品の切なさを増している要因と思います。キャラクター作りで工夫された点はありますか?
「かわいさ」については、おっしゃるように切なさやジュンの粗暴なキャラクターが際立つように意識していたのですが、感情表現の可否をどうするか悩んでいました。結果的に、笑顔のみを表現可能な現行のデザインに落ち着いたのですが、幸いにもとても良くなったと感じています。
ーーたくさんの感想が寄せられています。印象に残った読者の声について、教えて下さい。
作中のロボットから、「オリヒメ」という体が動かない方のための分身ロボットを想起される方がいらっしゃいました。実は私自身、「オリヒメ」のプロジェクトに感動したことがあり、自分でも描いている中で影響を感じていたのですが、本作が開発者の吉藤さんにもリツイートされたため驚きました。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
今まで大きく伸びた作品は恋愛系が多いのですが、他ジャンルでも多くの人に読んでいただける作品が作れればと思っています。また、『ペペタ』という途中で止まってしまっているファンタジー長編があるのですが、そちらも進めていきたいです。
(マグミクス編集部)