5分で振り返る『ワンピース』 鬱展開が苦しい、新世界編以降の物語【後編】
四皇との激闘と世界の謎に迫るストーリー

●「ゾウ編」
ルフィたちは、一足先に出発していたナミたちと幻の島「ゾウ」で合流します。そして、ナミたちを守るためにひとりでビッグ・マム(シャーロット・リンリン)のもとへ出向いたサンジを救うため、「ホールケーキアイランド」へ向かいます。
ゾウで暮らすミンク族とワノ国のつながりが浮き彫りになり、最終地点「ラフテル」へ一歩近づく展開にも注目です。
●「ホールケーキアイランド編」
サンジのつらい過去が明かされ、一方では「ビッグ・マム案策計画」が実行に移されます。サンジとプリンのハチャメチャな結婚式やルフィとシャーロット家次男であるカタクリの熱いバトルは見逃せません。
特にカタクリとのバトルのなかでルフィが成長を遂げる様子や決死の覚悟で食らいついていくシーンには、思わず息を飲むでしょう。
●「世界会議(レヴェリー)編」
聖地マリージョアにて、各国の王が召集される世界会議(レヴェリー)が開催されます。しらほしが天竜人に捕らえられたり、シャンクスが最高権力者である「五老星」と面会したり、はたまたサボがこっそり潜入していたりと、不穏な空気がただよっていました。
●「ワノ国編」
先に到着していたゾロやウソップと合流したルフィは、ワノ国を「腹いっぱいメシが食える国」にするべく、四皇のカイドウ率いる百獣海賊団との対決を決心します。
20年前の家同士の因縁や伝説の侍「光月おでん」といった、苦しくも勇敢なエピソードが満載です。
また、カイドウとの死闘のなかで、起こったルフィの「変化」は、何度読み返しても興奮する展開ではないでしょうか。
(LUIS FIELD)