『ワンピ』新四皇、最強戦力を持つのは誰?「未知数で怖い」「番狂わせはある?」
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』の「四皇」とは、新世界に君臨する皇帝のごとき4人の大海賊を指します。しかし、ワノ国編でビッグ・マムとカイドウが四皇の座から陥落し、メンバーが入れ替わりました。新たに四皇の座に就いたルフィとバギーを含め、現在の勢力図をおさらいします。
「四皇」それぞれに一長一短がある?

マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』には、「海軍本部」や、かつての「王下七武海」と並ぶ勢力として「四皇」の存在があります。「四皇」とは皇帝のように君臨する4人の大海賊のことを指し、「偉大なる航路(グランドライン)」の後半の新世界において、圧倒的な影響力を持っています。
「ワノ国編」では、これまで四皇の座にいたカイドウとシャーロット・リンリン(ビッグ・マム)が四皇の座から陥落し、メンバーが入れ替わりました。
現在はシャンクス、バギー、マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)、モンキー・D・ルフィの4名が四皇であり、その勢力について分析します。
※本記事では『ONE PIECE』の「ワノ国編」以降の内容を含みます。
●シャンクス 懸賞金:40億4890万ベリー
シャンクスは、最終章に突入した現在も多くの謎に包まれている人物のひとりです。彼の実力の高さは作中でもたびたび描かれ、最近では第1079話にてルフィと同じ「最悪の世代」のひとり、ユースタス・キッドが率いるキッド海賊団を一撃で壊滅させるなど、申し分ない強さを誇っています。
彼が率いる赤髪海賊団の幹部にも高額の懸賞金がかけられており、海軍からは「高い懸賞金アベレージを誇る」と警戒されているほどです。麦わらの一味にいるウソップの父親・ヤソップ、海軍からマークされるほどの副船長ベン・ベックマンなどが名を連ねています。
しかし、シャンクスが「ウチの傘下は弱いで有名なんだからよ」と発言している通り、赤髪海賊団の傘下に入る海賊たちは、そこまで強くないのかもしれません。
この発言もあって、読者からは「母船だけが強い感じはある」「傘下の海賊たちは思った以上に弱そうに見えた」という声もあがっていました。
シャンクスという大黒柱を筆頭に精鋭の強さは申し分ないですが、組織全体として見ると不安要素もあるのかもしれません。
●バギー 懸賞金:31億8900万ベリー
「バラバラの実」の能力者・バギーは、ストーリーの序盤から登場し、ついに四皇の地位までのぼりつめました。
バギーが率いる組織「クロスギルド」の幹部には、元七武海のサー・クロコダイルとジュラキュール・ミホークなどがいて、部下の強さはどの四皇の勢力にも見劣りしません。
しかし、バギー自体はお調子者の海賊というイメージが強く、これまで彼自身の強さが注目を集めたことはありませんでした。
バギーに高い戦闘能力はなくとも、仲間たちから「キャプテン・バギー」と呼ばれ、ボスとして慕われています。また、表向きはバギーが元七武海のクロコダイルとミホークを従えているということになり、ほかの海賊から一目置かれているのは間違いないでしょう。
そんなバギーについて、読者からは「クロコダイルとミホークがいる時点で鬼強い」「バギーの人間性に一票」など、想像以上に高く評価する意見が目立ちます。トップのバギーの実力はさておき、組織に相当な実力者が揃っている点は見逃せません。