2020年公開の『ブラック・ウィドウ』、アメコミファンが期待必至の新要素とは
元KGBのスパイにして、アベンジャーズの一員であるブラック・ウィドウを主人公にした映画『ブラック・ウィドウ』の予告編が2019年12月に全世界で解禁され、これまでの映画では断片的にしか語られなかった過去も明らかに。アベンジャーズ屈指の人気キャラクターでもある彼女の映画は、どこに見どころがあるのでしょうか。
原作と異なる「ブラック・ウィドウ」の生い立ちが描かれる?

2020年5月1日(金)に公開予定の映画『ブラック・ウィドウ』の特報映像が2019年12月3日(火)に全世界で解禁されました。同作では、元KGBのスパイにしてアベンジャーズの一員である女性ヒーロー、ブラック・ウィドウを主役に、これまで断片的にしか語られなかったブラック・ウィドウの過去と秘密が明らかになるといいいます。
マーベルの最強ヒーロが集まる「アベンジャーズ」のなかでブラック・ウィドウは屈指の人気を誇るも、2019年に世界的ヒットとなった映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』では命を落としてしまうという展開で観客に衝撃を与えました。
本作では、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)から『アベンジャーズ/エンドゲーム』までの時期を背景に、孤独な暗殺者だったブラック・ウィドウがアベンジャーズの使命にたどり着き、自分自身と向き合う姿が描かれます。ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンの華麗なアクションは見ものですが、それ以外にも本作には魅力的な要素が含まれています。
ブラック・ウィドウは、映画版と原作では生い立ちに違いがあり、本作では映画版の新設定が明らかになるとされています。彼女は世界トップクラスのアスリートで、体操やアクロバット、空中曲芸、さまざまな武道、射撃術を身に付けたスパイとして活躍します。
幅広い諜報訓練を受け、アベンジャーズの頭脳としても活躍してきましたが、生い立ちに関して情報は少なく、公開された特報映像については早くも原作との違いがすでに指摘され、ファンの間で話題が広まっています。
さらに、本作では主人公であるスカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウ以外に、イェレナ、そしてメリーナほか複数の“ブラック・ウィドウ”が登場すると明かされており、どんな物語になるのかが期待されます。