モモレンジャー再び!『バトルフィーバーJ』のミスアメリカはペギー松山だった?
戦隊シリーズ第1作目『ゴレンジャー』で紅一点だったモモレンジャーことペギー松山は、ホットパンツから伸びた美脚で多くの男性を魅了しました。ペギーを演じた小牧リサさんは戦隊シリーズ第3作目『バトルフィーバーJ』では、ヒロイン「ミスアメリカ」の声優とスーツアクターとして再登場していたのです。
ミスアメリカのスーツアクトと声を担当していたのは?

1975年に放送されたスーパー戦隊シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』(テレビ朝日系)の紅一点、モモレンジャーことペギー松山を演じた小牧リサさんは、長い黒髪と黒いホットパンツからのぞかせる健康的な太ももも魅力的でした。そんな小牧さんは第3作『バトルフィーバーJ』に意外な形で再登場していたのです。
まず小牧さんといえば、言わずもがなモモレンジャーに変身する前のペギー松山役が有名です。ペギー松山の繰り出す長い脚を活かしたハイキックを見た視聴者たちは、彼女のかっこよさや色っぽさに夢中になりました。そんな小牧さんが出演する『ゴレンジャー』は、2年に渡り放送され、ファンに惜しまれつつ終了します。
小牧さんが戦隊シリーズに再登場したのはゴレンジャーが終了してから約2年後、1979年の第3作目になる『バトルフィーバーJ』でした。その時は、小牧さんは裏方に徹します。5人の戦士の紅一点ヒロインのひとり、ミスアメリカことダイアン・マーチン(役名と俳優名が同じ)のセリフの吹き替えと、ミスアメリカのスーツアクターを担当したのです。
ミスアメリカを演じたモデル出身のダイアン・マーチンさんは、役柄では日本語が堪能だったものの、実生活では日本語がカタコトでした。そのため、彼女のセリフを吹き替える声優を準備する必要があったのです。
さらに、ミスアメリカのコスチュームは、ボディラインがハッキリ分かるレオタードで、スーツアクターはスタイルがいい人を抜擢しなければならなかったため、日本人離れした体型を誇る小牧さんに白羽の矢が立ちました。
その後、撮影中の怪我で小牧さんはスーツアクターを交替しますが、24話でミスアメリカが萩奈穂美さん演じる汀マリアに交替しダイアン・マーチンさんが降板するまで、彼女の声を担当を続けます。
ダイアンの声を降板した翌週の25話「撮影所は怪奇魔境」では、小牧さんは大女優・栗原小百合役で再登場し、ゴレンジャー以来の素顔を見せてくれました。素顔を出さないまま声とスーツだけでミスアメリカを演じ切った小牧さんへのご褒美として、プロデューサーが考えたエピソードだったようです。
そんな小牧さんは、2016年の雑誌のインタビューで40年以上も続く長寿シリーズに参加できたことについて「私のターニングポイントですね」と語り、どんな仕事であれ「あの人、昔ヒーローだったのに」というイメージを壊すことがないよう、笑顔や日常生活の態度を心がけて生きていると語っています。
表でも裏方でもスーパー戦隊シリーズを盛り上げた立役者・小牧さんの、元祖ヒロインにふさわしいかっこいい生き方は今も健在なようです。
(LUIS FIELD)
