『ワンピース』どうせ生きてるんでしょ? 再登場が期待され続ける消息不明キャラ
『ONE PIECE(ワンピース)』では熾烈な競争の果てに消息不明となったキャラが見られますが、サボやMr.2・ボン・クレーのように奇跡の生還を果たすキャラも少なくありません。今回は、再登場の期待が高まる消息不明キャラを振り返ります。
部下からの信頼も厚い“元七武海”の復活はあり得る?
『ONE PIECE(ワンピース)』では、ときには勢力争いや陰謀に巻き込まれてしまい、「死亡説」が流れたキャラクターも多く登場します。しかし、なかにはサボやMr.2・ボン・クレーのように、奇跡の生還を果たして「死亡説」を打ち破ったキャラも見受けられました。では、次に消息が判明しそうなキャラは誰なのでしょうか。
再登場の可能性が極めて高いと予想されているのが、元王下七武海であるゲッコー・モリアです。モリアは頂上戦争終了後、パシフィスタを引き連れたドンキホーテ・ドフラミンゴから致命傷になりえるダメージを負わされたあと、消息を絶っていました。
その後、第925話にて、ゲッコー・モリアがゾンビ軍団とともに復活した旨の記事が報道されることになりました。そして復活報道が広がるのも束の間、モリアはマーシャル・D・ティーチにさらわれてしまった部下のアブサロムを救出するために、ティーチの本拠地である海賊島「ハチノス」へ乗り込みます。
ところが、アブサロムの「スケスケの実」の能力がすでにティーチの部下であるシリュウの手に渡っており、アブサロムの死を告げられました。そして、モリア自身もシリュウに刺されてしまいます。
その後のモリアの生死について、本編でしばらく触れられることはありませんでした。しかし、第1080話の回想シーンにて、モリアの部下であるペローナが「ハチノス」に投獄されているコビーに対して、コビーを助けるかわりにモリアを助ける、という条件を提示したことから、再び生存説が浮上しています。
ただ、コビーが「ハチノス」からの脱出する際にモリアが再登場することはなく、「重症だったから連れていけなかったのか?」「モリアが自分で逃げていたんじゃ?」といった意見があがっていました。はたして、ペローナとモリア様の再会が描かれることはあるのでしょうか。
続いて、カイドウが率いる百獣海賊団に加盟し、麦わらの一味の前に立ちはだかったバジル・ホーキンスです。彼は、第990話で「ある男」(のちに自分自身を占ったことが明かされた)の明日までの生存率を占いました。結果は、生存率1%とかなり絶望的な数値が出て、実際にホーキンスは瀕死に陥ります。
しかしホーキンスの姿が最後に描かれた第1052話を振り返ってみると、敗北後もドレークと占い結果について語るなど、余力が残っているようにも見えました。ドレークとの会話後、ホーキンスは気を失ってしまったようですが、“1%”の可能性も捨てきれないのではないでしょうか。
最後に、麦わらの一味で船大工を務めるフランキー(カティ・フラム)の育ての親であるトムも明確に「最後の姿」が描かれていないキャラでした。
トムは海賊王・ゴール・D・ロジャーの海賊船を造った罪でエニエスロビーに連行されたものの、その後、本当に死刑が執行されていたかは不明です。古代兵器「プルトン」についての情報を持っていたことから「密かにどこかで生きている可能性も捨てきれない」という意見も聞かれます。
世界政府としては、「プルトン」のたった1発で島ひとつを跡形もなく消し飛ばせる圧倒的な威力を利用するために、情報を持っている可能性が高いトムを生かしているのかもしれません。
ちなみに、ファンの間では海底大監獄「インペルダウン」に投獄中の囚人リストに記載されていた「Roche Tomson」という人物がトムなのではないか、との声もあがっているようです。
いつの日か、行方不明のキャラが、フラット登場して物語をひっくり返してしまう日が来るのかもしれません。
(マグミクス編集部)