たった1話で「視聴決定」した2024冬アニメ3選 「キャスト欄で笑う」「終始癒やし」
まったく怖くない「拷問」アニメも外せない!
●『姫様”拷問”の時間です』
魔王軍と衝突を続けてきた国王軍の王女であり、第三騎士団の騎士団長である姫(CV:白石晴香)は、奇しくも魔王軍に捕らわれていました。王国の秘密を聞き出すため、魔王軍の最高位拷問官トーチャー・トルチュール(CV:伊藤静)は、「姫を拷問にかける」と宣言します。
しかし、音を立てて開いた拷問器具の中から出てきたのは、焼きたてほかほかの厚切りトーストでした。トーチャーは姫の目の前で、バター付きのトーストを割り、余ったビーフシチューをぬぐって見せつけながら食べます。姫は数々の「拷問」に打ち勝てるのでしょうか。
『姫様”拷問”の時間です』は、同名マンガ(原作:春原ロビンソン、イラスト:ひらけい/集英社)を原作としたアニメです。開始2分で姫の強さや凛々しさが描かれる本作ですが、監禁されてからの姫は一転して、トーチャーの罪深い拷問に翻弄されまくります。
「世界一やさしい”拷問”ファンタジーアニメ」と銘打たれた本作では、焼きたてトーストに加え、屋台のたこ焼きや深夜のラーメンなど、手ごわい拷問が行われます。高貴な家の出である姫に、B級グルメは効果てきめんです。かつて、こんなに罪深い拷問があったでしょうか。
製作陣の本気を感じる料理作画と、ウキウキで拷問を受ける姫のかわいらしさに、視聴者もきっとダメージを受けてしまうでしょう。意志を持つ聖剣エクス(CV:小林親弘)のツッコミも、むなしく響き渡ります。飯テロを食らわないよう、視聴タイミングにはご注意ください。
『姫様”拷問”の時間です』は、TOKYO MX、BS11ほかにて放送中です。「ABEMAプレミアム 」「Amazonプライム・ビデオ」「dアニメストア」ほか配信サービスでも、順次配信されています。
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ほのぼの系アニメ…と見せかけて実はバトル要素もあったり、実は飯テロ系だったり…ギャップでつい継続視聴したくなる冬アニメをご紹介しました。何を見るかまだ迷っている方や、上記作品を見ていない方は、ぜひ視聴してみてくださいね。
※配信状況は記事掲載時点のものです。
(新美友那)