【漫画】男性上司「忙しいのに」「生理痛ってそんなにつらいの?」同僚女性の説明が的確!
作者がかつて働いていた職場に、生理痛が重い同僚がいました。その女性が痛みに耐えかねて医務室に行ったとき、「生理痛って、そんなにつらいの?」と男性の上司に聞かれたため、作者がある例えで説明したところ……。Instagramで公開されたマンガが、「これなら伝わる!」と話題になっています。作者のうみさんにお話を聞きました。
生理痛が重い同僚が医務室へ 男性上司の反応は?
生理痛のつらさを男性に説明したときのことを描いたマンガ「男にもわかる生理痛の辛さ」が、Instagramで2万3000以上のいいねを集めて話題となっています。
作者が働いていた職場に、生理痛が重い同僚がいました。その女性が痛みに耐えかねて医務室に行ったとき、男性の上司が作者に「生理痛ってそんなにキツイの?」とたずねました。作者がある例えで説明したところ、上司は……という内容で、「この表現なら伝わりますね!」「男性に1番刺さる説明かも」「理解してくれる上司で良かった」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、イラストレーターのうみさんです。日常の出来事や体験談をマンガにしてInstagramで発信しています。うみさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーこの例えは、どのようにして思い付いたのでしょうか?
上司が「自分は男兄弟で育って、妻も生理痛は軽い方だから、生理痛のつらさが全然分からないんだ」とおっしゃったので、「男性にも想像しやすいのは、同じ下半身の痛みかな?」と思い付きました。
ーーこの話をする以前の職場は、生理痛では休みづらかったのでしょうか?
生理痛で休む人はいなかったです。
ーー上司が理解してくれたときは、どういう心境でしたか?
「さすが上司! 理解ある!」と思いました(笑)。この話をしたあと、「初めてちゃんと女性の大変さを理解できたよ……。ありがとう」といわれました。
ーー上司は普段から、何ごとにも理解がある方だったのでしょうか?
手を抜く人には厳しかったですが、真面目に頑張る人にはいつも優しかったですね。仕事終わりに飲みに連れて行ってもらったときには、くだけた話もよくしていたので、生理痛や今回のマンガの例えのような話くらいは気軽にできました。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「夫が理解してくれないので、今度いってみます!」「優しい上司で良かった」「このマンガを男子トイレや学校に張り出してほしい!」などのコメントを、多くいただきました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
久しぶりに生理痛がキツい日があり、ふと昔のことを思い出して描きました。思った以上に反響と共感をいただき、うれしかったです。
(マグミクス編集部)