戦闘シーンでキャラの様子がおかしい…? 巨大化ぶりにツッコミたくなる!
バトルの際に元の姿から変貌を遂げて戦うキャラクター。普段と違う姿で戦うさまは迫力満点ですが、なかには、巨大化した変貌ぶりに対して首をかしげたくなる場合もあるようです。本記事では、そんなツッコミどころ満載な「キャラの変貌」に注目しました。
「巨大化、してたんですか?」世代間ギャップに笑ってしまう
バトルアニメの醍醐味といえば、キャラクター同士の激しい戦闘シーンです。互いの力を出し合って、時には命がけで勝利をつかもうとする姿に熱狂した方も少なくないでしょう。なかには、バトルの際、姿が変わるキャラもいます。ただ、その変貌っぷりにツッコミを入れたくなる場合もあるようです。
まず、『キン肉マン』では、物語の当初、登場する超人が巨大化するシーンが描かれていました。今でこそ、『キン肉マン』といえば、リングを舞台に、プロレスのような戦いが描かれているという認識でいる人がほとんどでしょう。ですが、当初は主人公・キン肉マンの戦う相手は怪獣。さらに、戦いの際にキン肉マンは巨大化していました。また、ほかの超人も巨大化する場面がありました。
放送が進むごとに、超人が巨大化する演出は描かれることは少なくなりました。近年のファンのなかには、キン肉マンが巨大化できることを知らない人も少なくないでしょう。SNSでは「初期のキン肉マンは巨大化したりメチャクチャだ」「まさかの巨大化で笑った」と、今の作風との違いにツッコミが入るほどです。
次に紹介するキャラクターは、マンガ『HUNTER×HUNTER』に登場するビスケット=クルーガー(以下、ビスケ)です。普段はバトル向きではない、可憐な少女に見えます。ですが、本当の姿は少女の姿からは想像できないほど、筋骨隆々で迫力満点。本当の姿で戦うと、相手の命を奪いかねないほどの強さを誇ります。
第177話、「グリードアイランド編」の戦いで本来の姿が披露されました。相手の身長が176cmと描写があり、ビスケの身長はその2倍はありそうなほど、巨大な姿でした。また、同じく「グリードアイランド編」で、実年齢が57歳であることも自ら発言しており、かわいらしい見た目とのギャップが大きいキャラです。
そんなビスケの変貌ぶりに、「ビスケが巨大化したときは目ん玉飛び出た」「普段は子供の見た目なのに本気出したらケンシロウもびっくりなゴリマッチョ」などの驚きの声があがっています。
最後に、残念な巨大化の例として挙げたいのが、『ドラゴンボール』のベジータです。ベジータは孫悟空との戦いの際、パワーボールと地球の大気によって人工的な月を造り出す技を繰り出し、大猿に変身します。大猿に変身したベジータは、通常時の10倍の戦闘力にアップし、界王拳を駆使する悟空に襲い掛かります。10倍の戦闘力が手に入る大猿化をうまく使えば、その後のベジータの多くの戦いは異なる結果になったかもしれません。
しかし、ベジータが大猿化したのは作中で一度きりでした。もし戦闘時の大猿化が定番になっていたら、作品の展開が大きく変わっていたかもしれません。そんな大猿化について、SNSでは「ベジータはちょっと大猿の必殺演出が微妙」「大猿化、あんまり強くなかった……」と残念がる声が寄せられています。
(LUIS FIELD)