最新展開で「まさに鬼畜」と話題に? 『ワンピ』絶対に許せないキャラ3選
『ONE PIECE』には、数多くの個性的なキャラクターが登場するのも作品の魅力のひとつです。しかし、なかには多くの読者が「こいつだけは許せない」と思ったキャラも存在します。
最終章にて極悪ぶりが判明?
「週刊少年ジャンプ」で連載されている尾田栄一郎先生の『ONE PIECE』は、現在マンガ、TVアニメともに最終章に突入して大きな盛り上がりをみせています。そんな同作の魅力とも言えるのが、個性豊かな数多くのキャラクターたちの存在ではないでしょうか。
しかし、たくさんのキャラクターのなかには、「こいつだけは許せない」と読者の怒りを集めた者も存在します。そんな読者が許せない、代表的キャラ3人を振り返りましょう。
※本記事では『ONE PIECE』の単行本未収録の最新話のネタバレを含みます。
世界政府最高権力・五老星のひとりであるジェイガルシア・サターン聖は、1094話にて初めてルフィたちの前に姿を見せました。その後、バーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーの過去編を含む1095話から1103話にかけて、その極悪非道ぶりがあらわになります。
サターン聖はかつてボニーの親であるジニーに薬物実験をおこない、彼女を「青玉鱗」という病気にさせます。その病気は子であるボニーへと遺伝し、10歳まで生きられないと言われる難病を発症してしまうのでした。
くまはそんなボニーを救おうとDr.ベガパンクへ手術の依頼しますが、それを聞いていたサターン聖はくまに「自我の消滅」を含む3つの条件を出します。くまは妻と娘の病気がサターン聖の実験が原因とは知る由もありませんでしたが、まさに鬼畜の所業といえるでしょう。
初めて本格的に単独での出番が増えた五老星のサターン聖に対し、ネット上では、「まじで酷すぎる」「倒す理由が明確にできた。まさに極悪」と、彼を許せない読者の声があふれていました。他の五老星の過去の行動は今のところ不明ですが、最初に掘り下げられたサターン聖の非道さから考えると、残りの4人も相当な悪人かもしれません。
天竜人と言えば、『ONE PIECE』の読者のほとんどが許せないと感じているキャラは、コミックス51巻から登場したチャルロス聖ではないでしょうか。チャルロス聖は天竜人、別名「世界貴族」であり、圧倒的権力を良いことにやりたい放題の卑劣な行為を繰り返してきました。
気に入った女性をその場で強制的に自分の妻にしたり、逆らう人間は撃ち殺したりと、初登場からの短い時間だけで最悪な印象を植え付けています。わがままで残虐なチャルロス聖に対し、読者からは「どんな悪役にも背景があるから嫌いにはなれないけどチャルロス聖だけは嫌い」「喋り方すらムカつく」「一番ひどい死に方してほしい」といった声が目立ちます。
チャルロス聖は、最終章での過去回想で「世界会議編」にて殺人未遂の被害に遭っていたことも明らかになりました。生存はしていますが、自分を守る海軍大将たちからさえ疎まれている描写もあり、今後はさらに痛い目を見ることになるかもしれません。
そのほか、「徹底的な正義」を掲げる海軍大将のひとり(現・海軍元帥)である赤犬ことサカズキは、やはり多くの読者から嫌われているようでした。
マリンフォードでの頂上戦争にて、処刑寸前のポートガス・D・エースをルフィが助け、目的を果たした白ひげ海賊団は撤退しようとします。しかし、赤犬は逃げるエースに聞こえるように、白ひげことエドワード・ニューゲートを「敗北者」呼ばわりします。その言葉に怒り、赤犬に立ち向かったエースは結果として敗北して、身体を貫かれ死んでしまうのです。
ルフィの兄であるエースは作中でも屈指の人気キャラであったため、エースの死にはショックを受けた読者も多かったようで、「やっぱりエースを死に追いやった赤犬が一番許せない」「異常な正義感から逃げ出そうとする部下にすら手を出すところが嫌い」「オハラのバスターコールで民間人を乗せた船を沈めた罪は償ってもらわんと」と、彼のやり過ぎな行動に関して、たくさんの意見が出ていました。
(LUIS FIELD)