観なきゃ損する? 連続2クール放送の冬アニメ4選「中毒性エグい」「贅沢な気分」
素敵なアニメ作品を見つけると「ずっと放送してほしい…」「生きる楽しみが増える」と思うのが、アニメファンのサガでしょう。2024冬アニメには、すでに評判も高いうえに、連続2クールの放送が決まっている作品がいくつもあります。良作を少しでも長く見たいアニメファンにおすすめの、連続2クール放送の冬アニメを4作品あげていきます。
連続2クール確定に「ありがとう」「終わらないで」の声、続々

アニメ作品の最終回が近付くと、楽しみな反面作品の終わりを感じ、複雑な気持ちになる視聴者の方もいるでしょう。しかし、連続2クールの作品なら、その気持ちを気にせず長めに楽しめるのではないでしょうか。この記事では、ネット上で「今期見るアニメ多すぎ」「2クール目も期待大!」と評判の、連続2クール放送の冬アニメを4作品、みてみましょう。
●『葬送のフリーレン』
エルフの魔法使いであるフリーレン(CV:種崎敦美)は、勇者ヒンメル(CV:岡本信彦)たちと魔王を倒し、王都へと凱旋しました。10年もの魔王討伐の旅を振り返る一行ですが、千年以上の時を生きるフリーレンだけは「短い間だったけどね」と、ドライに表現します。
宴の夜、流星群を見た一行は「50年後にまた一緒に見よう」と約束し、それぞれの道へと進むため、4人は一度解散するのでした。50年後、約束を果たすために再び王都へ赴いたフリーレンは、彼女とは対照的にかなり年を取ったヒンメルと再会します。
『葬送のフリーレン』は、同名マンガ(原作:山田鐘人、作画:アベツカサ/小学館)を原作としたアニメです。地上波では第1~4話が『金曜ロードショー』で放送され、話題となりました。2024冬現在、2クール目が放送されています。
エルフであるため、若さを保ち長生きするフリーレンは、ヒンメルの死をきっかけに人間にも興味を持ち始めます。弟子のフェルン(CV:市ノ瀬加那)や戦士のシュタルク(CV:小林千晃)と旅を共にすることで、魔法にしか興味がなかった彼女の心境に変化が訪れるのです。
「一級魔法使い試験編」である2クール目からは、フリーレンとフェルンが一級魔法使いの資格を得るべく、奮闘する姿が描かれます。同じ試験を受けるカンネ(CV:和氣あず未)、ラヴィーネ(CV:鈴代紗弓)、ユーベル(CV:長谷川育美)など、新キャラも登場します。
2クール目オープニングテーマの『晴る』(歌唱:ヨルシカ)は、ドイツ語で「Blauer Himmel」とヒンメルの名前が入っていることからも、引き続き製作陣の熱の入れようがうかがえます。フェルンたちは無事、一級魔法使いになれるのでしょうか。
『葬送のフリーレン』は、日本テレビ系全国30局ネットにて放送中です。「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」ほか配信サービスでも、順次配信されています。
●『薬屋のひとりごと』

花街(はなまち)で薬師(くすし)として働いていた少女、猫猫(まおまお/CV:悠木碧)は、ある日「人さらい」にあい、後宮に売り飛ばされました。下女として働くことになった猫猫は、そこで「帝の御子が連続死している」といううわさに興味を持ちます。
連続死の原因に気付いた猫猫は、女性のように美しい宦官(かんがん)の壬氏(じんし/CV:大塚剛央)にその実力を認められます。帝の夫人、玉葉妃(ぎょくようひ/CV:種﨑敦美)の毒見役に抜擢された猫猫は、後宮をめぐるさまざまな事件に巻き込まれていくのでした。
『薬屋のひとりごと』は、同名ライトノベル(著:日向夏、イラスト:しのとうこ/イマジカインフォス )を原作としたアニメです。連続2クール作品でありながら、2023秋アニメの覇権候補と評判の高かった本作は、2024冬で2クール目を迎えます。
2023秋に放送された1クール目では、後宮での猫猫の活躍や、猫猫を気にかける壬氏との関係性が描かれました。数々の事件を解決してきた猫猫ですが、とある事件の首謀者の遠い関係者であった彼女は、後宮から解雇されてしまいます。
しかし、壬氏が身請けする形で猫猫は宮廷へと舞い戻り、第2クールからは、外廷にある壬氏の家で働き始めます。官女になるための試験を受けたり、帝の夫人たちに「女の園における秘術」を教えたりと、今後も波乱万丈なストーリーになりそうです。
相変わらず、事件とみればすぐ首を突っ込む猫猫は、どのような運命をたどるのでしょうか。いまだに猫猫のことを「薬屋」と呼びつつも、身請けまでした壬氏との、関係性の進展もみどころです。
『薬屋のひとりごと』は、日本テレビ系、AT-Xほかにて放送中です。「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」ほか配信サービスでも、順次配信されています。
※種崎さんの「崎」は、「大」ではなく「立」が正しい表記