お片付けエッセイコミック【5選】 マンガを読んで、部屋がキレイになる?
「キレイにしても結局また元通り」から脱却するには?
●わたなべぽん『面倒くさがりの自分を認めたら部屋がもっとキレイになりました 三日坊主の後回し虫退治術』
片付け・掃除が終わったあとに大切なのは“キープすること”。長年にわたり汚部屋の住人だった著者が、キレイを維持できるようになるまでが紹介されています。一時的に部屋が片付いてもすぐに戻ってしまう人にこそ最適。ズボラな人が“こまめ”を実践する方法をわかりやすく描いています。毎年の大掃除が憂鬱な人は、ここで紹介されている月1のプチ大掃除の方法が学びになるはず。
●『マンガでわかる 散らからない仕組み』
整理収納アドバイザー・中山真由美さんが著者と共に、忙しくてもキレイな状態のままキープできる仕組みを解説。散らかっていない状態を維持するには、片付けの根本的なルールを知ることが大切です。大枠の片付けから、衣類のたたみ方、食品ストックのやりくりといった細かな部分まで、生活環境への心配りが秀逸です。
●『片づけ下手でも おしゃれな部屋って言われたい!』
片付け・掃除の次は、部屋をオシャレに見せる方法をご紹介。片付けが苦手な人が“映え”な部屋をつくるには? 雑然とした部屋の片付け実録エピソードに加え、インテリアの選び方と飾り方のコツも教えてくれます。写真で紹介されている著者の家は、散らかり具合もかなりの状態。そこからシンプルなオシャレルームに大変身していくドキュメントに感動!
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片付けや掃除は、いきなり100点を目指そうとするととても大変。自分が苦にならず、継続してできる方法を見つけていきましょう。一冊のハウツー本よりは複数の本を読み、自分に合った方法を見つけていくのがキレイの維持には大切。
散らかった部屋やモノがどこにあるかわからない状態は自分が思っている以上にストレスフル。スッキリさせて、心地良い住まいを目指してみませんか?
(川俣綾加)