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「品切れです」「入荷未定」初代ファミコンの思い出は宝物。家にやって来た日の喜び

楽しい思い出をありがとう「ファミコン」

カセットのひとつひとつが子供たちの宝物だった(画像:写真AC)
カセットのひとつひとつが子供たちの宝物だった(画像:写真AC)

 最初に買ってもらったカセットはハドソンの『ナッツ&ミルク』でした。次に『ギャラクシアン』、その次が『ゼビウス』……その後はどういう順番でカセットを買ったのか記憶にありませんが、この3本だけははっきりと覚えています。

 いずれのカセットも、滅茶苦茶にやりこみました。やりこみと言っても今のように攻略サイトはありません。それどころかファミコン専門誌もまだ姿を見せておらず、もちろん攻略本も存在しない時期だったので、ただひたすらに遊ぶだけでした。当時の小学生にとってはそれが当たり前で、それで十分だったのです。とはいえ遊びすぎて、いったい何度親に叱られたり、「ファミコン」を隠されたりしたのかは覚えていません。

 結局いくつのタイトルを遊んだのか数えたことすらありませんが、最初の頃は先に書いた3本のほかに、友達から借りて『バルーンファイト』や『マリオブラザーズ』、『ロードランナー』をよく遊んでいたのを覚えています。

 1980年代後半には「PCエンジン」や「メガドライブ」など高性能な家庭用ゲーム機が発売されましたが、「ファミコン」は家庭用ゲーム機の王者として君臨し続けていました。後継機「スーパーファミコン」が発売された1990年のタイトルを見ても『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』や『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』など名作がずらりと顔をそろえています。

 それでも1990年代半ばには卓越した性能を持つゲーム機の登場により、「ファミコン」の時代は終わりを迎えました。筆者が買ってもらった「ファミコン」もすっかり黄ばんでしまい、TVとの接続部の同軸ケーブルも銅線がほとんど残っていない状態でした。最後に遊んだタイトルは『ファイアーエムブレム外伝』と『メタルスレイダーグローリー』のどちらかだったと思います。

 あの頃、ただ夢中でゲームをプレイし続けた時間は筆者の宝物です。本当に楽しい思い出をありがとう「ファミコン」。

(ライター 早川清一朗)

【画像】大人になった当時の「子供」たちに、今も愛されるファミコン(5枚)

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