【漫画】娘「お父さんがメガネ外したとこ見たい!」上がるハードル! オチとの落差に「笑った」
銀行で「どうしてもいま、メガネを外した父の顔が見たい」と、ダダをこねる娘。困惑しながらも拒否する父親と、さらにエスカレートする少女の様子を、周囲は固唾を飲んで見守っていたのですが……。Instagramで公開されたマンガが、「笑える!」と話題になっている、作者のグッドスリープさんにお話を聞きました。
見守る周囲の人びとの心の声がおもしろすぎ!
メガネを外した父の顔を見たかった少女について描いたマンガが、Instagramで4万6000以上のいいねを集めて話題となっています。
銀行で順番待ちをしているとき、作者の隣に座っていた少女が待つことに飽きてしまったのか、父親らしき男性に駄々をこねていました。「お父さんのメガネを外した顔が見たい」と要求し続ける娘と困惑する父の様子を、作者は固唾を飲んで見守っていたのですが……。読者からは、「面白い!」「久しぶりにこんなに声を出して笑いました」「ここにいたら、私も間違いなく横目で見ます」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、会社員のグッドスリープさんです。グッドスリープさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーメガネを外してほしかった少女は、何を期待していたのだと思いますか?
少女本人に聞かなければ分かりませんが、うちの子供にも同じリクエストをされ、同じように目的を達成したあと、すぐに興味をなくされた経験があります。なので、きっと少女のきまぐれだったのではないかと推測します。
ーーグッドスリープさんにも、同じような経験があるんですね。外出先での出来事ですか?
私の場合は公共の場ではなく、祖父母の家でご飯を食べているときでした。先に食べ終わっていた当時4歳の三女が、急に「メガネを外してほしい」といってきました。最初は意味が分からなかったので、「嫌だよ」と答えると、「嫌だ、外して」といわれました。「いま、ご飯中だから後で」と答えると、「嫌だ、いまがいい」と謎のスイッチが入ってしまい、私がメガネを外すまで引いてくれませんでした。
ーー少女のお父さんは、なぜメガネをすぐに外さなかったのだと思いますか?
まさかここまでいわれ続けるとは、夢にも思わなかったのでしょう。気付いたときには、お互いが「外す」「外さない」という意地のぶつかり合いになっていたのかもしれません。きっと、あのお父さんはこの経験を活かして、次回は速攻で外すはずです。
ーーメガネを外したあと、少女の反応を見たお父さんは、どのような様子でしたか?
どっと疲れているような印象を受けました。外野の私たちが注目しているというプレッシャーも、背中に感じていたのかもしれません。「お疲れさま」というねぎらいの気持ちが生まれました。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「面白い!」「久しぶりにこんなに声を出して笑いました」「私も間違いなく横目で見ます」などのコメントをいただきました。また、「同じ体験をして恥ずかしい思いをしたことがある」というコメントもいただき、読んでいてとても楽しかったです。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
親であれば、今回のような経験がひとつやふたつあるかなという思いと、「こんな状況を、ほほ笑ましく受け止めている人もいますよ」という思いで描いてみました。いざ当事者になると、「周りに迷惑をかけてはいけない」という気持ちで気が気でないのですけれども。
(マグミクス編集部)