ハートがフルボッコに… トラウマを植え付けた動物アニメ3選 「予想以上にハード」
「サンリオ」×『アンパンマン』原作者によるトラウマアニメって知ってる?

●思いもよらぬ結末に心抉られる子羊復讐譚『チリンの鈴』
『チリンの鈴』は、1978年に劇場公開されたサンリオ制作のアニメーション作品です。原作は『アンパンマン』でおなじみのやなせたかし先生による同名絵本で、かわいい子羊「チリン」を主人公に据えた動物アニメとなっています。
制作はサンリオ、原作はやなせたかし先生、そして愛らしいキャラクターデザイン……。どうしたってハートフルな作品にしか、ならなそうな雰囲気ですが、その内容は実にハードなものでした。
それこそ物語のはじめは母親からたっぷりと愛情を注がれるチリンの幸せな日々が描かれていくものの、その母親がオオカミに殺されてしまってから物語は一転します。復讐のために母親を殺した張本人であるオオカミのウォーに弟子入りしたチリンは、やがて身も心も魔物に成り果てるのです。
しかも物語の結末はかなり後味が悪く、まるで救いがありません。実際にネット上でも「思いもよらぬ結末に心を抉られた」「結末がマジで悲しすぎる」といった声があがっていました。
『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』『ねこぢる草』『チリンの鈴』は、いずれもハートを「フルボッコ」にされるものの、物語としての完成度は非常に高い作品です。だからこそ、いつまでも人びとの記憶に残り続けているのかもしれません。
(ハララ書房)



