「今も忘れられない」「絶対に検索しちゃダメ」 恐怖のトラウマアニメたち
アニメのお気に入りのシーンは、ずっと心に残っているという方も多いのではないでしょうか。しかし、ときには衝撃的すぎるシーンが、脳裏に焼き付いてしまうことも珍しくありません。今回は、一度見たら忘れられない「絶対に検索してはいけない」トラウマ級のアニメを振り返ります。
トラウマ注意報! 絶対に検索してはいけない恐怖のホラーアニメ3選

アニメには、子供には見せづらい過激な作品も多々あります。ときには視聴者の想像を上回る展開で、大人にもトラウマ級の衝撃を届けた作品も存在しました。今回は過激な描写が苦手な人には「絶対に検索してはいけない」と言いたい、衝撃の作品を振り返ります。
ホラーアニメとして非常に有名な作品が、2012年放送の『Another』です。綾辻行人氏の小説が原作で、病を抱える少年・榊原恒一と謎の少女・見崎鳴が学校を取り巻く呪いと、周りで起こる奇妙な事件に挑むストーリーとでした。
夜見山北中学校に転入してきた榊原はクラスメイトの不思議な少女・見崎に興味を持ち、彼女をいないもののように扱う3年3組に違和感を覚えます。彼はそれが「災厄」の抑止策だと知らなかったのです。
一連の事件の被害者の死因は病死もあれば、喉に傘が突き刺さる、乗っていたエレベーターごと落下する、金串のようなものでめった刺しにされるなど、グロテスクな描写が多く描かれます。なかには生徒同士の殺し合いが起こる場面もあり、ネット上では「Anotherなら死んでた」というネタ用語も生まれるほどの話題作となりました。
ほかにも、「大人になっても忘れられない」などとトラウマになった視聴者が多いのが、2012年放送の『ギョ』です。奇妙な奇形魚の怪物が印象的なパニックホラー作品で、伊藤潤二氏による原作マンガとは、キャラの配役や結末が大幅に変更されています。
主人公カップル・忠と華織は、旅行先の沖縄で腐臭を放つ奇怪な足の生えた魚を発見します。ふたりは逃げ帰るように東京へ帰還しますが、奇形魚は日本全土に大量発生しており、恐ろしい細菌ガスをまき散らしていました。
細菌ガスに感染した人間は体内でガスが膨張し、奇形化してしまいます。巨大な魚の身体から機械の四足が虫のように生えた姿は、一度見るとなかなか忘れられません。「しばらく魚は食えなかった」「グロい、クサい、エグいの集合体」「夢に見る」と、トラウマになったファンも多かったようです。
また、2003年放送の『なるたる』も、波紋を呼びました。『なるたる』は主人公の玉依(たまい)シイナを始めとする少女たちの活躍、そして死の描写を過激に描くメルヘン童話です。鬼頭莫宏氏による衝撃的な原作マンガを途中までアニメ化した内容で、話題を呼びました。
キッズステーションから始まったアニメですが、作中では暴力的なシーンや、残虐描写、殺戮シーンなどとともに、理不尽で切ないストーリーが展開されます。かわいい絵柄通りのほのぼのした展開は最初だけでその後は数々の鬱展開が襲い掛かってきますが、「何故か見てしまう」と魅力に取りつかれたファンは多いようです。
鬱アニメの代表的1作として、「泣きたくなる。というか、泣いた」「しばらく立ち直れなかった」「絵とは裏腹に描写がエグすぎ」「徹底的に嫌な気持ちにさせてくれる作品」と語り継がれています。
(マグミクス編集部)